9月の商業動態が公表になり、前回より小さいと言われていた小売業での駆け込みが、意外に大きいことが判明した。3か月前との比較では、前回は+9.6、今回は+9.7である。ただし、今回は7,8月に駆け込みがほとんど見られなかったことから、期差を見ると、前回は+4.4に対し、今回は+3.3と75%程の大きさとなる。前回のような幅広い品目での駆け込みはなくとも、車、家電、化粧品などの高額商品では相当あったと考えられる。当然ながら、大きな反動減も覚悟せねばなるまい。 (図) (今日までの日経) FRBが3連続利下げ 0.25%、先行きの緩和休止示唆。9月の小売販売額9%増 駆け込み需要鮮明。外国人の年金「払い損」見直し 出国時の一時金増額。水道設備、水害リスク露呈。薄氷の首都治水。 ※首里城が炎上とはショックだ。復元事業が今年1月に完了したばかりだったというのに。