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ブックマーク / president.jp (5)

  • 金正恩の下半身まで暴く名物記者の情報源 「北朝鮮情報はこの男に聞け」

    北朝鮮が核・ミサイル開発を加速させている。安倍晋三首相は9月21日、国連総会で金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長を「独裁者」と批判し、国際社会に圧力強化を呼びかけた。だが圧力で事態を打破できるだろうか。元「週刊現代」編集長の元木昌彦氏は、「北朝鮮情報はこの男に聞け」と一人の記者を名指しする。独裁国家の思惑をつかむために、有効な情報源とは――。 北からの手紙「わが国に来ませんか」 1985年5月、私は北朝鮮・平壌にいた。 その年の初め東京の朝鮮総聯から「わが国に来ませんか」と誘われたからだ。たった一人で1ヵ月という条件はきつかったが、見てみたいという気持ちのほうが勝った。 モスクワ経由で入った平壌では数々のカルチャーショックを受けが、ここではそのことを書く紙幅はない。パスポートを取り上げられ、言葉もできない人間には、通訳にいわれるがまま動くしかなかった。 さまざまな楽器を見事に弾きこ

    金正恩の下半身まで暴く名物記者の情報源 「北朝鮮情報はこの男に聞け」
    kouchi203
    kouchi203 2017/09/24
  • 「建築と社会」の関係をも大胆に問いなおす、プリツカー賞建築家のグローバル思想

    坂茂は、先月24日、皇居・宮殿で開かれたオバマ大統領歓迎晩さん会に招かれた。事前にキャロライン・ケネディ駐日大使から電話が入っていた。ケネディ大使はメトロポリタン美術館に勤務した経験があり、建築に造詣が深い。坂とは旧知の仲である。 モニュメンタルな建築と、ボランティアの仮設建築を車の両輪として追求する坂のファンは世界に散らばる。映画俳優のブラッド・ピットもその一人だ。 ピットは、2005年8月に米国東南部を襲ったハリケーン・カトリーナの災害を「堤防建設を怠った人災だ」と憤り、復興支援の団体「Make It Rite」を創設した。書籍を通して坂の活動を知ったピットは、直接、コンタクトをとってきた。09年8月、ふたりはニューオーリンズの復興住宅で会い、対談をしている。坂が、被災者のために建築の経験と知識を使いたくて仮設住宅の建築に携わってきた、と述べると、ピットはこう言った。 「それはある種、

    「建築と社会」の関係をも大胆に問いなおす、プリツカー賞建築家のグローバル思想
  • 「建築界のノーベル賞」が志向する、建築家の大切な使命とは

    被災地支援にも高い評価 坂茂のプリツカー賞受賞は、胸のすくような快事だった。ハイアット財団が”建築界のノーベル賞”を坂に与えた事実は、権力や富に依存する建築家像を大きく変えた。「社会の役に立つ」ことが建築家の大切な使命として真正面から見直されたのである。 坂は、高校卒業後、単身米国に渡り、名門クーパーユニオンの建築学科で学んだ。素材・構造・デザインの三位一体となった建築の王道を歩み、東京とパリを一週間おきに往復する。欧州最大の現代美術館、ポンピドゥー・センターの別館「ポンピドゥー・センター・メス」は坂の代表作のひとつだ。 一方で、1994年にルワンダ難民キャンプへシェルターを提供したのを皮切りに阪神淡路大震災、四川省大地震、カンタベリー地震、東日大震災、フィリピン台風災害……と被災地にいち早く入り、仮設住宅を建ててきた。材料には厚紙の再生紙を耐火、防水加工した「紙管」や貨物用の「コンテナ

    「建築界のノーベル賞」が志向する、建築家の大切な使命とは
  • なぜ野菜を食べない家は貧乏なのか? 勝間和代氏が解説

    野菜をべない家は年収が低い──そんな衝撃的なデータが公表されている。背景にはいったい何があるのだろうか? 経済評論家の勝間和代氏がデータの背景を読み解く。 低収入世帯ほど野菜不足であるということが厚生労働省の「国民健康・栄養調査」で明らかになりました。一口に野菜といっても根菜か葉もの野菜かで摂取できる栄養素が異なるので、重量だけでは判断できません。いずれにしろ、生鮮品をべている層のほうが、健康に対する意識が高いのは確かです。 カロリーの単価として考えると炭水化物が一番安価で、一方最も高価なのが野菜です。しかしカロリー単価だけではなく、大切なのは栄養単価で見ること。たとえば100グラムのホウレンソウが150円とすると、150円で手に入るホウレンソウの栄養価と150円のおにぎり一つで手に入る栄養価だと、100グラムのホウレンソウが圧倒的に優れています。 こういった知識を、頭で理解している

    なぜ野菜を食べない家は貧乏なのか? 勝間和代氏が解説
    kouchi203
    kouchi203 2014/07/12
  • 33歳、無収入、職場はアフリカ

    バッタ博士、前野ウルド浩太郎。サハラ砂漠の国・モーリタニアで働く33歳。カネはない。安定した将来の約束はない。だが、研究への情熱がある。バッタへの愛がある。ピンチはアイデアで乗り越える。厳しい環境下で働くすべての戦士たちに捧げる「サバイバルのためのひと工夫」、連載開始。 取り返しのつかない生活を送っています 私は雪国・秋田育ちにも関わらず、灼熱のサハラ砂漠でバッタを執拗に追いかけ回すことを生業にしている男です。一般に博士号を取得した研究者は、就職が決まるまでポスドク(ポスト・ドクター)と呼ばれる1、2年程度の任期付の職を転々としながらいつなぎます。私もポスドクです。政府が2年間の任期で若手研究者を外国に派遣する制度を利用し、このアフリカ滞在中の成果を引っさげて、安定した給料が得られる常勤の昆虫学者になる可能性に賭けました。モーリタニアの国土は日の3倍で日人の民間人が私一人だけという孤

    33歳、無収入、職場はアフリカ
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