今後数年間で最も懸念されることを組織に尋ねると、まず採用と定着の問題が挙げられることはほぼ間違いない。多くの国で、組織は人材不足とスキルギャップに苦慮しており、一貫してこの問題に対応しあぐねている。そうした問題を解決すべく、従業員向けの教育プラットフォームを展開しているのがAnthropos(アンソロポス)だ。同社は米国時間5月14日、270万ドル(約4億円)を調達したと発表した。 米国とスイスにオフィスを構えるアンソロポスは効率的に2つの課題に焦点を当てている。まず、同社は組織が従業員のスキルを詳細かつ正確に把握することを支援している。そして、従業員自身が恩恵を受け、雇用主が懸念するスキルギャップを埋めることにもつながる、従業員の新しいスキルの獲得をサポートする。 「当社の目標は組織と従業員の足並みをそろえることだ」とアンソロポスCEOのステファノ・ベラージオは話す。ベラージオは昨年、ジ