取り出したドキュメントから質問に関連する情報を取り出すステップです。通常のRAGではこのステップがありません。今回の方式では、Retrieveで取り出した個々のドキュメントに対して、それぞれ情報を抽出する処理を実行するようにしました。(なので、取り出されたドキュメントの個数分だけ、この処理が繰り返し実行されます) 取り出した情報をもとに、質問に対する回答を生成するステップです。通常のRAGでは、取り出したドキュメントを、そのまますべて含めて回答を生成するためのプロンプトに入れ込んで生成します。今回の方式では、Readで取り出した情報のみをプロンプトに入れ込む点が異なります。 狙い 個々にドキュメントをReadしてからComposeすることで、情報抽出の機能と回答生成の機能を分けることができるため、以下の点がメリットになることを期待してこの方式にしました。 必要な情報が取り出されやすい 回答