SamsungとAppleを追いかける3位以下のメーカーは、2017年も中国勢がし烈な争いを繰り広げている。安定のHuawei、急成長で追いかけるOPPOとVivo、そして復活の動きが見えるXiaomiが1年を通して大きな話題を振りまいてくれた。2017年のこれら4社の動きをざっくりと振り返ってみよう。 充実した製品ラインアップでシェア2位が見えてきたHuawei ライカのカメラを搭載したフラグシップモデルが好調のHuawei。春先のP10シリーズに加え、秋にはMate 10シリーズを発表しラインアップは鉄壁だ。プロセッサの開発も順調であり、Mate 10にはAI機能を搭載するNPUを統合した「Kirin 970」を採用。高速なモデムも搭載し、しかも省電力にも強いなどスマートフォンの心臓部分の開発でも今やトップメーカーになろうとしている。2つのフラグシップの存在はHuaweiのブランド力を
中国のニュースサイト「騰訊深網」が、「中国のスマートフォンは寡頭時代に突入、OPPOとvivoは如何に優勢を保つか?」との題で、中国スマホ市場の動向についての評論記事を、9月20日に発表しました。 OPPO、華為、vivo、小米の独占時代に 「顧客のブランド意識が今では非常に強くなり、小さなブランドは売れなくなった」「有名ブランドスマホは1台1時間以内に売れるが、ブランド力の弱いスマホを売るのには2、3時間かかる。人件費が高い」との、安徽省阜陽市でスマホショップ7件(総合店5、華為専売店2)を経営する鄭良駟氏によるコメントを紹介しています。 なお、鄭氏の経営する総合店舗では、3大ブランドであるOPPO、Huawei(華為)、vivoが販売台数の約75%を占めるそうです。
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 中国でOPPOとvivoというメーカーが伸びている。どちらも元をただせば歩歩高という電子辞書などの電子機器のメーカーで、2社合わせて「OV」とも呼ばれている。中国の大都市の繁華街のモバイルショップやオンラインサイトで販売されているのはもちろん、大都市の郊外や、中都市や小都市でも緑のOPPO、青のvivoの看板があるのが特徴だ。 第一手机界研究院という調査会社によると、4~6月の3か月間での221都市9842店のリアルショップの携帯電話スマートフォン販売台数は9709万4000台となった。メーカーでは、ファーウェイを筆頭に、vivo、OPPOが続いた。またこの期間の最大の変化は、小米(Xiaomi)や美図(Meitu)といった、本来オンラ
米IDCが現地時間2017年2月5日までにまとめた中国のスマートフォン市場に関するリポートによると、2016年第4四半期(10~12月)の同国における出荷台数(速報値、以下同様)は1億3570万台となり、前年同期から19%増加、前の四半期から17%増加した。 モバイルアプリへの依存の高まりから、中国消費者の買い替えが進み、同国スマートフォン市場は第4四半期に大きく成長したという。これにより2016年の年間出荷台数は4億6730万台となり、前年実績から9%増加した。 2016年の年間出荷台数をメーカー別に見ると、中国Oppo Mobile Telecommunications(広東欧珀移動通信)が7840万台で首位となり、これに中国Huawei Technologies(華為技術)の7660万台、中国vivo(維沃移動通信)の6920万台、米Appleの4490万台、中国Xiaomi(小米科
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