「視覚が不自由な人の暮らしが少しでも良くなるアプリを開発したかったのです」と19歳のオルティスは語る。彼が開発中のモバイルアプリAviはスマホのカメラで物や人、文字をスキャンし、その情報を音声でユーザーに伝えるもの。グアテマラのプログラマー、ホアン・パブロ・オルティス(Juan Pablo Ortiz)は13歳の時からプログラミングを始めたという。 「このアプリは薬の処方箋に書かれている文字や手に取った紙幣を教えてくれます。さらに人を検出すれば性別や大まかな年齢、その人が何をしているかまで分かります」 筆者はAviのデモンストレーションを見たが、物体や文字をスキャンすると瞬時に「冷蔵庫」など物の名前や書かれている文字を音声で通知してくれた。現在はベータ版の段階でiOS、アンドロイド、そしてWindows 10に対応した無料アプリとして10月の発表を目指している。 オルティスは兄弟らとともに
23日公開の人気アニメ「ワンピース」の劇場版では、スマホやタブレット端末にアプリをダウンロードすると場面を説明する音声ガイドを聞くことができる=21日、東京都中央区銀座の東映 目が見えない人向けにスマートフォンを通じて情景描写の音声ガイドが聞ける映画を、東映が初めて全国的に配給する。23日公開の人気アニメ「ワンピース」の劇場版。業界挙げてバリアフリー化に取り組んでおり、耳が聞こえない人のための字幕付きの準備も進む。障害がある人も劇場で鑑賞する機会が広がりそうだ。 音声ガイドを利用するには、無料アプリ「UDCast」をあらかじめスマホやタブレット端末にダウンロードする必要がある。せりふの合間に場面を説明する音声ガイドが流れ、イヤホンで聞きながら映画を楽しむことができる。
視覚障がい者も楽しめる 「リオ2016パラリンピック開会式と柔道・世界三大瀑布イグアスの滝 8日間」を発売- リオデジャネイロ2016パラリンピック競技大会 - KNT-CTホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:戸川和良)のグループ会社であるクラブツーリズム株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:小山佳延、以下クラブツーリズム)では、視覚に障がいがある方でも楽しめる旅「リオ2016パラリンピック開会式と柔道、世界三大瀑布イグアスの滝 8日間」(9月5日発、旅行代金:78万円)を、6月末より発売中です※1。 クラブツーリズムでは、約20年にわたり視覚障がい者向けバリアフリー旅行を取り扱っています※2。その実績とノウハウを活かして、今回のリオデジャネイロ2016パラリンピック観戦ツアーを企画しました。たとえば開会式では、ガイディングレシーバーを使用することで場内
視覚障害者や読字障害者に向け、出版物を点字やオーディオ、電子書籍といったフォーマットに変換して提供することを著作権法による保護の例外とする「マラケシュ条約」が2016年9月30日に発効することとなった。6月30日にカナダがこの条約を批准し、批准国が発効に必要な20カ国に達したことを受けたもの(TechCrunch、カレントアウェアネス)。 マラケシュ条約は、2013年6月に世界知的所有権機関(World Intellectual Property Organization : WIPO)が採択したもの(当時のプレスリリース)。「著作権者の権利の制限または例外を通じて、アクセス可能な形式の出版物の複製、頒布、および提供を許諾するような国内法を採用することを加盟国に要請する」という内容で、これによって視覚障害者などが出版物にアクセスするための障壁を取り除くことを目的としている。また、視覚障害者
IT技術を利用した新サービスを開発するミリメーターと、社会問題の解決に取り組むオープンエイジ総合研究所は共同で、3Dプリンタを使って視覚障害者向けの絵本を制作するサービスを2016年夏から開始すると発表した。 日本には30万人超の視覚障害者がいるが、点字や点図による説明では画像についての情報を十分に得ることが難しかった。 そこでミリメーターとオープンエイジ総合研究所は、子供の成長記録や世界各地の風景など、複雑な絵や写真を手の感触で読み取れるよう3Dプリンタで立体化。さらに点字と組み合わせることで、世界に一つだけの絵本を製作するサービスを開発した。 ミリメーターは、自社の3D技術とノウハウを提供することで、同サービスの定着を支援。同社では、視覚障害者一人一人に合わせた絵本を提供するだけでなく、サービスを通じて視覚障害者の意思を発信し、コミュニケーションの場を生み出すことも可能だとしている。
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