入院患者の預金を引き出して盗んだとして、兵庫県警葺合署は8日、窃盗容疑で、神戸市兵庫区上沢通、病院職員、松田千恵容疑者(28)を逮捕した。「無断で現金を下ろした」と容疑を認めているという。 逮捕容疑は平成27年12月~28年1月、同市中央区内の病院に入院していた無職女性(91)のキャッシュカードを使い、銀行のATM(現金自動預払機)などから現金計140万円を6回にわたって引き出し、盗んだとしている。 同署によると、松田容疑者は病院にソーシャルワーカーとして勤務。27年12月には女性の入院手続きを担当していた。女性が退院後にケアマネジャーの男性と銀行に預金を下ろしに行った際、被害に気づいた。