秋篠宮家の長女眞子さまは25日、東京・有楽町のホールで行われた「全国高校生の手話によるスピーチコンテスト」に臨席された。開会式では約5分半にわたり手話を使って「手話に対する理解が一層深まり、親しみを持つ人が増え、より手話が使いやすい環境がつくられていくことを願っています」とあいさつした。 コンテストでは、各地の高校生10人が手… この記事は有料記事です。 残り103文字(全文268文字)
【4月16日 東方新報】手話ができる弁護士の動画が、中国のインターネット上で最近、特にろうあ者の間で話題になっている。一夜にして有名になった「手話弁護士」のもとには、各地のろうあ者から法律に関するさまざまな悩みや相談が寄せられているという。 重慶市(Chongqing)の法律事務所に在籍する唐帥(Tang Shuai)弁護士は、両親がいずれもろうあ者だったため、幼い頃から手話を自然に身につけた。 手話には、ろうあ学校で使用する「共通手話」と、日常で使用する「自然手話」が存在する。両者の違いが裁判の中で障壁になっていることを目の当たりにしたことがきっかけで、唐弁護士は「手話弁護士」の道を歩むことになった。 ■共通手話と自然手話の差が、ろうあ者を不利な立場に ろうあ者に広く使われているのは「自然手話」だが、法廷の手話通訳者はろうあ学校の教師が多いことから、「共通手話」が使われる。両者の違いが原
バリアフリー上映について話す熊篠慶彦さん(右)と、リリー・フランキーさん(左)、松本准平監督(中央)=2017年7月13日、中嶋真希撮影 手足に障害がある男性と、精神的な障害を抱えた女性の恋愛を描いた映画「パーフェクト・レボリューション」(松本准平監督)が9月29日から公開される。障害者の性に対する理解を訴える活動をするNPO法人ノアール理事長の熊篠慶彦さん(47)の実話が基で、熊篠さんの友人であるリリー・フランキーさんが主人公クマを演じる。公開に先駆けて13日、慶応義塾大学三田キャンパスでバリアフリー試写会を開催。トークイベントではリリーさんらが障害者にまつわる課題について意見交換した。【中嶋真希】 「身体障害者だって恋もするし、セックスもしたい。障害者はただの人間なんです」--。「パーフェクト・レボリューション」は、車いす生活をしながら障害者の性への理解を訴えるクマと、精神的な障害を持
災害時に課題 聴覚障害者らでつくる四国ろうあ連盟(事務局・香川県観音寺市)などが、四国4県の手話の「方言」をイラストで紹介した冊子を発行した。全国各地でそれぞれ発展した手話は意味や表現が異なることがあり、災害など緊急時のコミュニケーションで課題となっている。同連盟は地域の手話を継承するとともに、南海トラフ巨大地震などに備えて手話通訳の混乱を防ぎたい考えだ。【山口桂子】 全日本ろうあ連盟によると、聴覚障害者は全国に約35万人おり、うち約7万人が手話を使う。同じ言葉でも地域によって表現の仕方が異なることがあり、全国共通の「標準手話」の指定が1969年から日本手話研究所(京都市)によって進められている。だが、周知の機会が少なかったり、時代とともに新たな表現が必要になったりするため、身近な生活環境にある手話を先に習得するケースも多いという。
セクシュアルマイノリティ(性的少数者)は13人に1人いると言われています。30人のクラスに2人はいる計算ですが、小学校の教科書には「思春期になると、みんな異性を好きになります」と書かれています。そんな状況のなか、多様な性を子ども達に伝えるため、LGBT当事者を中心にしたインタビューを掲載した絵本『いろいろな性、いろいろな生きかた』(渡辺大輔監修、ポプラ社)が上梓されました。 本記事では、手話でLGBTを表現する山本芙由美さん、セクシュアルマイノリティの子どもを学校で支えるために教師になった眞野豊さん、ありのままの性で働きたいと就職活動をした中島潤さんへのインタビューを紹介します。(文:永山多恵子、写真:清水久美子、ページデザイン:まる工房 正木かおり) 耳が聞こえないろう者の人たちにも、いろいろな性があります。山本芙由美さんは、そんな人たちが自由に悩みを語りあい、のびのびと暮らせる社会を目
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