県内の児童養護施設の子供たちを支援している「短足おじさんの会」が結成3周年を記念し、同会代表、ん太郎さん(65)=本名・荒川憲司=の100壺展を3月3日〜4月4日、宇都宮市内3会場で開く。ん太郎さんは、プロボクサーから美容師に転身、「2丁はさみ」のカット技法の考案者として活躍が知られているが、一方で陶芸家としても長年活動してきた。今回は初めて、作品の展示販売に取り組む。(松沢真美) ◇ ん太郎さんは、陶芸家として全国陶芸展や新日本美術院展などに多数入選。また、青少年育成活動にも20年以上、取り組んできた。 同会発足3周年に、2年がかりで制作した壺(花器)100点を美容室「ん・やまの店」(宇都宮市富士見が丘)など3会場で展示。入札形式で販売し、収益金を子供たちへの応援資金とする。会の活動を知ってもらう狙いもあり、多くの協力を呼びかけている。 同会は、さくら市の児童養護施設「養徳園」の児童にボ