せいだんしゃ/紙媒体、WEBメディアの企画、編集、原稿執筆などを手がける編集プロダクション。特徴はオフィスに猫が4匹いること。http://seidansha.com News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 『文化資本』とは金銭以外の個人的資本を指す言葉で、経済資本とは異なる意味を持つ。そして貧困の連鎖や子どもの貧困といった問題とも無関係ではない。そんな文化資本の側面から見た、日本の格差の構造とは?(清談社 松原麻依) 裕福になれるかどうかを決める 「文化資本」とは何か 文化資本とは、金銭以外の個人的資本を指す言葉だ。フランスの社会学者、ピエール・ブルデューは「身体化された文化資本」「客体化された文化資本」「制度化された文
「スポーツ人気が高まっても、その恩恵はエリートスポーツに向かう」。平昌五輪の選手村で働くリサ・ウィッターさん(34)は、五輪開催が「スポーツ格差」を広げるという矛盾を感じている。 米国生まれ。2001年から韓国に住み、スポーツ大会やNGOの運営に携わった。力を注いだのが「福祉スポーツ」。脱北者や経済面、家族環境で困難を強いられている子どもにスポーツを届ける活動だ。 多様な経験や出会いが不足している子は、自尊心が低い傾向があるという。そんな子と大学生が週1回、スポーツで遊ぶ。上手にできた時に褒めると、自分が大切にされていると感じ、自信を取り戻す。友だちがいなかった母子家庭の男児は参加後、同級生に話しかけるようになり、人前でダンスを披露するほど明るくなった。 年間に最大60人を対象にした活動だったが、16年までで停止。寄付や補助などが集まらなかった。 日本にも貧困などでスポーツに触れられない子
東京都立墨東特別支援学校の生井恭子教諭(41)らが、障害のある子どもたちへの本の読み聞かせ活動の記録をまとめた「おはなし会がはじまるよ-特別支援学校(肢体不自由校)での図書館活動-」を自費出版した。 特別支援学校での読み聞かせや図書活動についての記録は少なく、生井教諭は「障害があっても本を楽しんでいる子どもたちの姿をたくさんの人に知ってほしい」と話す。 墨東特別支援学校で児童生徒に向けて本を読み聞かせる「おはなしの会 うさぎ」は、2012年に始まった。都内の区立図書館に勤務した経験がある生井教諭が、当時の知人のつてをたどり、図書館などで読み聞かせ活動を続けている佐藤凉子さんら3人に打診。メンバーは国語の授業や課外活動の時間に教室を回り、月2、3回のペースで本や紙芝居を使った読み聞かせを続けてきた。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く