アメリカンフットボールの定期戦(6日・東京)での日大選手による悪質タックルで関西学院大QB選手が負傷した問題で、関東学生アメリカンフットボール連盟の監督会は21日、各大学のホームページなどで最高のスポーツマンシップを示すための「共同宣言」を発表した。 <共同宣言は以下の通り> 私たちは、アメリカンフットボールというスポーツを、心から愛しています。しかし今、そのフットボールが、かつてないほどの危機を迎えています。 テレビでは毎日のように衝撃的な映像が繰り返し流され、フットボールを「危険なスポーツ」どころか「野蛮なスポーツ」と感じられている方が増えてきています。 このような現状で、80年以上の歴史を持つ日本のフットボールが将来も存続し得るのか、私たちは極めて強い危機感を持っています。 大きな身体の選手たちが、ものすごいスピードで身体をぶつけ合うことは、フットボールの魅力のひとつですが、ときには
神通川流域で発生したイタイイタイ病が、全国で初めて公害病と認定されてから8日で50年を迎えるのを前に、富山市の富山県立イタイイタイ病資料館で6日、映像で歴史を振り返る記念行事があった。被害者団体や原 ...
平成3年5月、滋賀県の旧信楽町(現甲賀市)で42人が犠牲になった信楽高原鉄道列車衝突事故の遺族で、「鉄道安全推進会議(TASK)」会長を長年務めた吉崎俊三(よしざき・しゅんぞう)さん=兵庫県宝塚市=が2日午後11時23分、肺炎のため死去した。84歳。葬儀・告別式は4日午後1時半、宝塚市売布東の町15の14、宝塚平安祭典会館で。喪主は長女、溝口恵美子(みぞぐち・えみこ)さん。 事故では妻、佐代子さん=当時(53)=が死亡し、一緒にいた長女と次女も重傷を負った。事故の2カ月後、遺族会を立ち上げて世話人代表として対応に尽力。5年には遺族と弁護士らで、国に公的な鉄道事故調査の専門機関設置を求めるTASKを設立。独自の事故調査、陳情を続け、国土交通省の「航空・鉄道事故調査委員会」(現・運輸安全委員会)発足につなげた。
「こんなにも不平等な場だとは」派遣社員のAさんは2016年3月、自宅で知人男性から暴言を吐かれ、望まない性行為を強要されたという。警察に被害届を提出し、強姦罪(当時)で告訴したが、不起訴処分になった。担当した検事は「強姦罪の構成要件である暴行脅迫の事実が認められない」と説明したという。 3カ月後、Aさんは検察審査会に不服を申し立て、その半年後に議決されたのが、冒頭の「不起訴相当」だった。不起訴相当と議決するには11人中6人以上の多数が必要と決まっているが、男性10人、女性1人の検察審査員が、どのような審査をしたのかは明らかにされていない。 しかも、この10:1の男女比は、Aさんが検察審査会に情報開示を求めたことで初めて明らかにされたものだ。 Aさんは、BuzzFeed Newsの取材にこう話す。 「不起訴相当になることはある程度は予測していましたが、それを決めたのが、こんなにも不平等で公平
北海道旭川市で車の衝突に巻き込まれて高校生が亡くなった事故を巡り、遺族が運転手らに損害賠償を求めた訴訟で、被告の女性が具体的な証言を拒む方針であることがわかった。被告の女性は事故の当事者で唯一の生存者で、遺族は「事故の真相を知りたい」と証言を願っていた。 事故は2014年6月、旭川市の国道12号交差点で直進車と右折車が衝突し、直進車に乗っていた2人と信号待ちをしていた旭川実業高校2年加藤健太郎さん(当時17)が死亡した。右折車を運転していた70代の女性は自動車運転死傷処罰法違反で旭川地検に送検されたが、嫌疑不十分で不起訴となった。 原告側によると、女性は警察や検察の捜査にほぼ黙秘し、事故後も遺族に直接の接触はないという。加藤さんの遺族は民事訴訟で女性から事故の状況を聞けると期待しており、旭川地裁も女性の尋問を採用した。しかし女性側は、黙秘権を保障した憲法の規定を根拠に最高裁に特別抗告。抗告
第15回全国犯罪被害者の会大会を終え、取材に応じる岡村勲顧問(右)と松村恒夫代表幹事=11日、東京都千代田区(滝口亜希撮影) 犯罪被害者や遺族の権利確立を訴えてきた全国犯罪被害者の会(あすの会)が解散することが11日、分かった。東京都内で同日開かれた大会で、存続期間を6月3日までとする規約改正案が承認された。被害者や遺族が刑事裁判に参加し、被告人質問などをすることができる被害者参加制度の実現などに尽力してきたが、会員が高齢化し、被害者遺族をめぐる環境が一定程度、整備されたことなどが理由。約18年の活動に幕を閉じることになった。 設立メンバーの一人で顧問の岡村勲弁護士(88)は「被害者のことばかり考えていた18年だった。活動を支援してくださった全国の方々に感謝している」と話した。 岡村弁護士の妻、真苗さん=当時(63)=は平成9年10月、東京都内の自宅で面識のない男に殺害された。男は、岡村弁
イタイイタイ病の被害地域近くの神通川。中央は富山空港=富山市で2016年11月7日、本社ヘリから小関勉撮影 イタイイタイ病(イ病)の発生地域を流れる富山市の神通川の水に含まれる3種の重金属(亜鉛、鉛、ヒ素)の量が環境基準値を下回り、10年余にわたって自然界レベルを維持していることが分かった。イ病の原因物質・カドミウムは1999年に自然界値に戻ったことが判明している。被害住民が原因企業を提訴して9日で50年。72年の勝訴後に結んだ公害防止協定で、原因企業が住民側の立ち入り調査を認め、共に取り組んできた公害対策の成果だ。
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