みの印章堂が開発 七曲市場の老舗はんこ店、みの印章堂は2月14日、介護される人の似顔絵を印刷したベストを発表した。イラストと共に、連絡先や「一人で歩いていたらこちらにご連絡ください」といったメッセージを添え、徘徊(はいかい)時に役立てる。淺井隆一常務は「笑顔になる似顔絵で、おじいちゃん、おばあちゃんの身を守りたい」と話している。 同社は2016年、似顔絵をあしらったメッセージ付きはんこが和歌山市のチャレンジ新商品に認定され、イラスト付き名刺やLINEスタンプなど、似顔絵を生かした商品を多数展開する。 箕尾光芳社長が現在85歳の母親を介護する中、似顔絵を介護に活用できないか思案。何度か行方が分からなくなった際、警察から「どんな服を着ていたか」と聞かれたことから、似顔絵が目印になると考えた。 ベストは、反射材の付いた目立つ蛍光色で、胸元と背中にイラストをあしらう。家族が就寝後に徘徊した際でも探
クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。 マイクリップ一覧へ 日本生命保険相互会社は従業員規模300人以上の企業・団体を対象に実施した介護休業などに関するアンケート結果を公表した。社内の実態調査に着手していない企業がめだっている。 調査は昨年5~10月に実施し、898社から回答を得たもの。 実態把握に向けた従業員へのアンケートに関しては、過去5年以内に実施した企業・団体が2割程度と低調で、取組みは遅れがちだ。 介護を理由とした短時間勤務制度では、2年前の前回調査と比べて適用期間に大幅な伸びがみられた。「1年超」が10.6%から40.4%、「介護事由消滅まで」が13.8%から20.1%に増えている。 昨年の法改正で、93日の介護休業期間を3回に分割できるようになったことを踏まえ、分割回数を尋ねたところ、法定どおりの「
介護休業、増加企業は19%=実態把握に課題-日生調査 日本生命保険は26日、顧客企業・団体を対象とした「福利厚生アンケート調査」を発表した。過去5年間で介護を理由に休業・休職した従業員が「増えている」と回答した企業は19.3%で、育児休業の61.0%を大きく下回る水準にとどまった。要介護者は増加しているものの、企業が従業員の介護実態を十分に把握していないことも結果に影響した可能性がある。 介護休業が「減っている」は1.1%、「どちらとも言えない」は42.7%。「該当者がいない」「わからない」は計34.1%だった。 過去5年間に介護に関する従業員アンケートを実施した企業は15.9%だけだった。日本生命は「従業員が介護の状況を知らせず、有給休暇などで対応するケースもある」とし、企業による実態把握が課題だと指摘した。 調査は2017年5~10月、従業員300人以上の企業・団体を対象に実施し、89
寺院を会場に開かれた「おれんじテラス」のセミナーで、認知症の人への対応方法を話し合う参加者ら=京都市下京区で2017年7月12日、花澤茂人撮影 認知症対策の拠点として寺院を活用しようと、京都の若手僧侶らがプロジェクトチームを結成した。全国各地にあり、高齢者との接点が多い寺院を一種の社会基盤と考え、その強みを生かし認知症に悩む人や専門家らが集う「駆け込み寺」になることを目指す。都市部などで「寺離れ」が進む中、社会的に関心の高い課題で新たな存在感を示せるか注目されそうだ。 中心となっているのは浄土真宗本願寺派(本山・西本願寺、京都市下京区)の研究機関「総合研究所」の研究員、加茂順成(じゅんじょう)さん(34)ら。数年前から高齢者の社会的な孤立を研究し、寺院が認知症対策に重要な役割を担えると感じた。聞き取り調査などを進め、今年4月に京都市であった第32回国際アルツハイマー病協会国際会議ではポスタ
マイナス金利の影響で今年4月から保険料が上がった今、新たに保険への加入を考えている人は、選び方を考え直さないとダメと、マネーの専門家は口をそろえる。社会の高齢化が進む今、注目を集めている「認知症保険」はどんなタイプを選んだらいいか、専門家に聞いた。 ◆昨年発売の2商品が人気を二分! 年には高齢者の5人に1人が認知症患者になるといわれていることを受け、認知症保険が注目されている。特に朝日生命と太陽生命が2016年出した認知症保険が人気を集めている。 「その理由は、どちらも、被保険者自身が所定の認知症と診断され、その状態が一定期間続くなどすると給付金が出るから。掛け捨てなのはネックですが、太陽生命の『ひまわり認知症治療保険』なら、白内障や骨折、7大疾患なども保障します」(竹下さん) ただし、太陽生命は持病がある人でも入れるので、保険料は割高。一方で、朝日生命の「あんしん介護・認知症保険」は、認
お年寄りが安心して暮らせるまちづくりを進めようと、広川町は、安否や体調が確認できる音声電話「郵便局のみまもりでんわ」のサービスを今夏にも導入する。お年寄りにかかってくる電話に、健康状態を示す番号を入力すると、離れて住む家族などにメールが送られる仕組み。サービスを提供する日本郵便近畿支社(矢崎敏幸支社長)と同町の調印式が、町役場で開かれた。 同支社によると、みまもり電話は、平成27年10月から試験的に全国の一部地域で有償サービスとして開始。県内でも紀美野町や有田川町、那智勝浦町などで個人利用されており、全国展開に向けた準備が進められている。自治体による導入は広川町が西日本で初めて。料金は町が負担し、6月下旬ごろにも開始する予定という。 町内の高齢者世帯のうち、希望者が町にサービスを申し込む。毎日定時にかかってくる自動音声電話でお年寄りは、(1)元気です(2)いつも通りです(3)元気がありませ
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