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ブックマーク / www.urawareds96.com (20)

  • 浦和レッズの「3年計画」およびフットボール本部とガチ対話する - 96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと

    はじめに 浦和レッズの「3年計画」は失敗に終わりました。3年前に高らかに宣言した2022シーズンでの優勝は夢と終わり、優勝チームである横浜Fマリノスとの勝ち点差は29。シーズンで一度も優勝争い(3位以内)に絡むことすらできなかったのですから、ACL東アジア地区で死闘を制し決勝進出を果たしたことも、リカルド監督の下でこれまでの浦和よりもモダンな戦術を浸透させたことも、ましてやコロナや怪我による選手離脱で苦しんだことも言い訳にはなりません。 そもそも、2019年末にフットボール部体制の発足と土田SD及び西野TDの就任が発表され、「3年計画」が宣言されたときから、この取り組みへの反応は芳しくありませんでした。一部のサポーターは即座に横断幕で「3連覇」を要求し、そこまで過激な要求をしなかった多くのファン・サポーターたちも様子見、結果次第で受け入れるかどうか決めるといった姿勢でした。 加えて、20

    浦和レッズの「3年計画」およびフットボール本部とガチ対話する - 96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと
    tanimiyan
    tanimiyan 2022/12/27
  • 残りの試合で疑念を晴らせ:YBCルヴァンカップ2022準決勝 2nd leg vsセレッソ大阪 分析的感想 - 96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと

    書くたびにお久しぶりと挨拶している気がするので、もう言いたくないのですが、久しぶりに試合の感想を書いていきます。この試合は浦和にとっては当にショックな結果となってしまったのですが、「この試合で何が出来なかったか」を残しておくことは、もし浦和レッズがこの方向性で進み続けるなら超えるべきハードルとして将来にも役立つと思うからです。 というわけで、ざっくりした内容になるかもしれませんが見ていきましょう。 両チームのメンバーと嚙み合わせ 浦和ベンチ:牲川、知念、宮、馬渡、柴戸、江坂、ユンカー セレッソベンチ:清水、船木、清武、中原、ブルーノメンデス、パトリッキ、北野 試合前の予想は浦和4-2-3-1に対してセレッソ4-4-2。これが今シーズン4度目の対戦ですが、前回対戦で不在だったキムジンヒョンが戻ってきたくらいでお互いのスタメンにほぼ違和感はなしでした。もちろん関根が右SBでスタメンだったこ

    残りの試合で疑念を晴らせ:YBCルヴァンカップ2022準決勝 2nd leg vsセレッソ大阪 分析的感想 - 96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと
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    tanimiyan 2022/09/27
  • サッカーを観る目を養うためのとっかかりの話 - 96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと

    お久しぶりです、96です。チラ裏は一度スイッチがオフになるとしばらく書くのがおっくうになってしまうのですが、今年はもはや書いていない期間の方が長くなり、当に自分はあんな大量の文字をタイピングしていたのかと疑わしいほどになってきました。という話はおいておいて、そういえば先日こんなリクエスト/質問があったのを思い出しました。 一言じゃムズいから、ちょっと待ってね。 たぶん、何が強い動きかを知って、なんでそれが強いかを知って、その動きのトレードオフを知って、「じゃんけんみたいじゃん」ってなれば良いと思うのですが、これだけだと分かりにくいと思うので。 https://t.co/MiBmFjzqzd— 96 (@urawareds96) 2021年10月25日 これ、時々聞かれるのですがそのたびに「そのうち書く」みたいな逃げ方をしていつも書いていないのが心の中の埃となって積もり始めてきたので、つい

    サッカーを観る目を養うためのとっかかりの話 - 96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと
    tanimiyan
    tanimiyan 2021/11/09
    巷のサッカーの見方本よりさらに根本的なところに迫る文章。こういう文章をずっと読みたかった。感謝
  • 敦樹の立ち位置:Jリーグ2021第10節 vsセレッソ大阪 分析的感想 - 96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと

    セレッソ戦、浦和のスタートが442だったか4141だったか、意見が分かれまくっていて面白い。フォーメーションの数字は電話番号と言う人もいるとはいえ、気になるのもたしか。さて、どっちだったでしょう?— 96 (@urawareds96) 2021年4月20日 両チームのメンバーと嚙み合わせ 浦和ベンチ:彩艶、宇賀神、工藤、田中、汰木、健勇、興梠 セレッソベンチ:松井、新井、鳥海、松、中島、加藤、山田 前節武田が負傷し貴重な右IHの人材を失ってしまった浦和ですが、今節は敦樹と柴戸を同時起用する形でゲームに臨みました。いろいろな媒体を見ると4-1-4-1表記で敦樹がIHだったとするものも多いんですが、いくつかの理由で僕はフラットの4-4-2で臨んだのではないかと思います。一つはメンバー表記のルールに乗っ取るとアンカーシステムの場合最終ラインの次はボランチの選手が来るはずなのにサイドの選手(右か

    敦樹の立ち位置:Jリーグ2021第10節 vsセレッソ大阪 分析的感想 - 96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと
  • 目に見える向上:Jリーグ2021第8節 vs清水エスパルス 分析的感想 - 96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと

    工藤くんベンチ入りさせたら連勝したから工藤くんは多分座敷童の亜種— 96 (@urawareds96) 2021年4月7日 両チームのメンバーと嚙み合わせ 浦和ベンチ:彩艶、宇賀神、工藤、敦樹、汰木、健勇、興梠 清水ベンチ:大久保、エウソン、立田、西澤、河井、鈴木、後藤 浦和は前節と同じスタメン。ベンチメンバーも前節と同じと言うことで、「勝っているチームは変えない」の法則を踏襲したとも言えるし、前節から今節の間に前節ベンチ外だった選手に一度コロナの陽性判定が出てしまった(その後当該選手を含めて全員が陰性判定)こともあって、前節のスカッドとベンチ外メンバーをなるべく混ぜないようにしようというオペレーションが影響したのかもしれませんが、そのあたりはわかりません。ともかく同じメンバーということで浦和が今節も4-1-4-1を採用することは明らかなので、前節上手くいったポイントを継続できるか、そして

    目に見える向上:Jリーグ2021第8節 vs清水エスパルス 分析的感想 - 96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと
    tanimiyan
    tanimiyan 2021/04/11
    「このメンバーはバックラインの背番号が全員一桁なのが個人的に好みです」右SBが西じゃなくて宇賀神だった頃は3→4→5→6と並んでて綺麗だった
  • 選手間のシナジー:Jリーグ2021第7節 vs鹿島アントラーズ 分析的感想 - 96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと

    やっぱ鹿島戦は気合が入ります。 両チームのメンバーと嚙み合わせ 浦和ベンチ:彩艶、宇賀神、工藤、敦樹、汰木、健勇、興梠 鹿島ベンチ:クォンスンテ、林、遠藤、松村、船橋、アラーノ、染野 この試合の最初のトピックは柴戸をアンカーに置いた4-1-4-1システムの採用でした。ボール非保持時は4-4-2で並ぶのでどっちを基配置とすべきか悩みましたが、公式のスタメン発表の並び順(GK→右SBから最終ライン→右サイドの選手から中盤→...)の法則に乗っ取って、柴戸がアンカーの4-1-4-1が基配置と判断しました。公式戦では初めて出てきた4-1-4-1フォーメーションですが、リカルドが試合後のコメントで明かしたように、これはいつかは試されるべき形だったようです。 --今日は[4-1-4-1]のような形だったが、このアイディアはいつから練っていたのか。また評価は。 こういった形は以前から考えていたことで

    選手間のシナジー:Jリーグ2021第7節 vs鹿島アントラーズ 分析的感想 - 96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと
    tanimiyan
    tanimiyan 2021/04/07
  • 適切なリスクをどこで誰がかけるのか:Jリーグ2021第5節 vsコンサドーレ札幌 分析的感想 - 96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと

    一回ドラフトが全部消えたので2回このエントリを書いています。おかしくなりそうです。 両チームのメンバーと嚙み合わせ 浦和ベンチ:彩艶、田中、敦樹、大久保、柴戸、武田、武藤 札幌ベンチ:菅野、岡村、中野、青木、小野、高峰、中島 浦和は前節マリノス戦から中2日、札幌はガンバ戦が中止になったため1週間空いてフレッシュなコンディションで戦う今節。浦和は関根が右SH、阿部が右SB、小泉がCHに入るメンバーでスタート。一応4-2-3-1で並べてますが、明がトップ下に入る時は役割的にはほぼ2トップと言って良いと思います。阿部のSB起用は宇賀神のコンディション不良によるものみたいなので、イメージとしては前節の後半にプレーしたメンバーに近いですね。金子は浦和でのリーグ戦初スタメンでした。トピックとしては小泉のCH起用が前節の後半から続いた点で、これは開幕節以来の論点となっているゴール前の人数不足問題に対す

    適切なリスクをどこで誰がかけるのか:Jリーグ2021第5節 vsコンサドーレ札幌 分析的感想 - 96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと
    tanimiyan
    tanimiyan 2021/03/19
    "今の浦和は瞬間瞬間で安全側を選んでボールを持ちつつ、徐々になくなっていく選択肢に順当に困っているというのが実態なのかなという気がします"これは昨年もそうで、色々迷走した結果の負の遺産なんだろうなあ
  • そこに立てば相手は出てこれないから:Jリーグ2021第2節 vsサガン鳥栖 分析的感想 - 96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと

    あれはレッドカード妥当。 両チームのメンバーと嚙み合わせ 鳥栖ベンチ:守田、田代、大畑、酒井、田、島川、石井 浦和ベンチ:彩艶、金子、大久保、柴戸、武田、明、武藤 浦和は開幕節からは明がベンチに下がり、田中がスタメン。開幕節から大きなメンバー変更がないということで、このメンバーが現状の主力組ですね。前節同様、最終ラインと小泉まわりのビルドアップの仕組みが上手く機能するかに注目です。 鳥栖はオフに主力をたくさん抜かれて、正直厳しいかなと予想していましたがいざ戦うとなると普通にそれなりのメンバーが揃っているように見えるから不思議です。特に前線は林や樋口といった昨年のキーマンが残っており、中盤の松岡、最終ラインのエドゥアルド、GK朴などセンターラインは昨年と同じメンバーで軸がしっかりしています。 で、鳥栖の配置なんですけど、どうも複雑なんで、僕の思考をたどる形で確認していきたいと思います。

    そこに立てば相手は出てこれないから:Jリーグ2021第2節 vsサガン鳥栖 分析的感想 - 96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと
    tanimiyan
    tanimiyan 2021/03/07
  • 論点としての小泉佳穂:Jリーグ2021第1節 vsFC東京 分析的感想 - 96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと

    ついにJリーグ開幕、ということで、浦和は2007年以来となるホームでの開幕戦です。浦和がホーム開幕戦を避けているのは最終節をホームでやりたいというこだわりかと思っていたんですが、どうやらシーチケ会員が多すぎてスケジュールが決まってからシーチケを配布するとホーム開幕にシーチケが間に合わないという理由らしいです。そうなんだ。 両チームのメンバー スタメンは以下の通り。 浦和ベンチ:彩艶、田中、涼太郎、金子、柴戸、武田、武藤 FC東京ベンチ:児玉、蓮川、三田、青木、永井、アダイウトン、田川 浦和は小泉がトップ下、明が右SHに入る布陣。最終ラインは西の怪我で宇賀神が右に入る形をキャンプ中、相模原とのTMでも披露しており、左サイドのコンビも昨年と同じ形でしたので予想しやすかったと思いますが、当に阿部ちゃんと敦樹のダブルボランチを組むんだねというところと、開幕前はTM5ゴールと活躍し先発が有力視さ

    論点としての小泉佳穂:Jリーグ2021第1節 vsFC東京 分析的感想 - 96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと
    tanimiyan
    tanimiyan 2021/03/01
    小泉が下がってからはボール回らなくなったけど、彼のポジショニングによりゴール前に人が足りなかったのも確かなので現状はトレードオフがはっきりしている中で今後何を選択していくかみたいなところも楽しみ
  • チラシの裏:大槻監督退任と3年計画の継続性はどう説明されるのかについて考えたこと - 96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと

    大槻監督の今季限りでの契約満了による退任が発表されました。 www.urawa-reds.co.jp 先月あたりから曹貴裁氏への接触が報道されるなど監督人事に何かありそうな雰囲気はありましたが、リーグ戦4試合を残しての報道→同日に公式発表というのは浦和フロントにとってはある程度コントロールされた状況でのオペレーションなのだと思います。徳島関係者には申し訳ないと言うか、気の毒ですが。 大槻監督のミッションと退任の説明 大槻監督人はガンバ戦前の定例会見で以下のようなコメントを残していて、今思えばこの時点である程度自らの処遇を含めた監督人事については整理がされていたのでしょう。 (3年計画の1年目を大槻監督がやられていて、来季以降も監督をやるかどうかに関わらず、クラブとしてはブレずに継続するということが一番大きなことだと思う。監督が代わるにしても大槻監督が今まで積み上げてきたことを継続してくれ

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  • 秩序をもたらすもの:Jリーグ第18節 vs横浜FC 分析的感想 - 96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと

    前節清水に1-2で勝利した浦和。終盤にまたしてもクロスからの失点を喫しましたが、ひとまず後半戦を勝利でスタートすることができました。今節はホームに横浜FCを迎えての対戦。次節がFC東京との上位を伺う対戦ということを踏まえても今節の取りこぼしは避けたいところ。 得失点、勝ち点ともに浦和を下回っている横浜FCですが、ビルドアップを中心に下平監督のデザインを強く感じさせる論理的な戦いぶりは健在で、前節は川崎を相手に敗北したものの2-3とスコア上は浦和よりも健闘したということも出来ます。ちなみに、前回対戦時は3-1-4-2を採用していましたが最近は4-4-2で戦っています。 両チームスタメンと狙い 試合後の下平監督のコメントによると、皆川の1トップにレドミのトップ下という、4-4-1-1気味の配置だった模様。個人的には、4-4-1-1になっている時間は多くなかった気がするけど。 浦和ベンチ:彩艶、

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    tanimiyan
    tanimiyan 2020/09/28
    改めてあの後半は劇薬だったなあと。しかしながら9月になってから1試合おきに(目指すサッカーから遠い)柏木がスタメン起用され続けてたことにもなんか意図を感じてしまったり
  • 個の輝きと混沌:Jリーグ第18節 vs清水エスパルス 分析的感想 - 96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと

    中2日で行われる連戦は、プレーする方もそうでしょうが、観るほうにも明らかな連戦感がありますね。そう考えると連戦=連日試合があるプロ野球は1ゲーム1ゲームをあまり深く振り返る暇もないのかなと考えてしまいました。一方で毎日ゲームがあれば連日新しい話題があるので、ファンとしての楽しみに優劣はないとは思いますけど。 で、浦和は後半戦一発目はアウェーでの清水戦。順位表を見てもわかりますが、昨年に続きわかりやすく苦しんでいるシーズンとなっています。 昨年マリノスのコーチとしてJ1優勝を支えたモフモフスキーみたいな名前の監督ですが、清水でも同じく低い位置からのビルドアップと相手を動かすパス交換からゴールに迫る論理的なサッカーを志向していると思います。一方で如何に監督のデザインが明確であっても、それを体現する選手がピッチに揃っていなければ現実にはならないわけで、では清水の選手たちは監督のデザインを体現でき

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    tanimiyan 2020/09/25
  • 良し悪しと好き嫌い―杉本健勇の評価について考えたこと - 96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと

    健勇について僕の中で考えがまとまったのでエントリに書こうと思います! https://t.co/v2ON2JgMYj— 96 (@urawareds96) 2020年8月29日 宣言したからには書かなければいけない健勇に対する所感です。彼を取り巻く状況は(浦和ではありがちなことですが)いろいろと拗れていて、大まかに分けると①彼のプレースタイルへの理解②チームの機能性と彼の型の話③サポーターの表現のねじれがあると思うので、それぞれ見ていきたいと思います。 プレースタイルの話 健勇についてなんか書くかーと思ってとりあえずどんな感じで叩かれてるのか調べるために検索してみた。 健勇を叩く人を叩く人はたくさんいたけど、健勇を叩いてる人は見つからなかった。 おわり。— 96 (@urawareds96) 2020年8月31日 探したら公式にリプライするタイプの皆さんを中心に文句言ってるとぅうぃーとあっ

    良し悪しと好き嫌い―杉本健勇の評価について考えたこと - 96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと
  • プラスアルファの差:ルヴァンカップGS第2戦 vsセレッソ大阪 分析的感想 - 96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと

    よくわからないんですが、セレッソとの対戦をレビューするのは初めてらしいです。結構印象深い試合が多い気がするし、何よりセレッソ大阪を分析するブログのAkiさんファンの僕としては自分自身信じられないのですが(普通に2,3試合は書いてると思ってました)、やっと弊ブログにも「セレッソ大阪」カテゴリが追加されました。ようこそ。ちなみに柏戦でもこんなことを書いたんですが、柏の試合は普通に書いてました。僕の記憶むちゃくちゃですね。 というわけでルヴァンカップが再開。前節のベガルタ仙台戦は2月、つまり半年ぶりのルヴァンカップと言われると、もうそんなに経ったっけ?という感じがします。今年は一年がいつも以上に早い感じがしますが、これは自粛したり在宅勤務したりで活動の総量が減って日々代わり映えしないからなのか、浦和レッズの試合をまだ10試合しか観ていないからなのかはわかりません。 カップ戦のレギュレーションも特

    プラスアルファの差:ルヴァンカップGS第2戦 vsセレッソ大阪 分析的感想 - 96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと
  • 積み上げたいもう一つ:Jリーグ2020 vs清水エスパルス 分析的感想 - 96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと

    前節勝利したチーム同士の対戦となる今節。17位の清水は前節まで開幕6節勝利なしで既に5敗と苦しいシーズン序盤を過ごしていましたが、前節大分戦で一気に4得点と勢いに乗っていきそうな雰囲気。6位の浦和はFC東京、柏と自分たちと同じように守備からカウンターに出ていくタイプのチームに敗れたものの、ビルドアップにこだわる横浜FC相手に勝利し連敗をストップ。早くも独走しそうな川崎は別として、まずまずのポジションにつけているため、上位について行くためにも、近年相性が良い下位チーム相手には負けたくありません。 両チームスタメンと狙い スタメン 浦和のベンチメンバーは福島、鈴木、荻原、柴戸、武藤、涼太郎、武富。武富がレンタルから復帰直後の怪我からようやく戻ってきました。清水のベンチメンバーは大久保拓生、奥井諒、岡崎慎、中村慶太、鈴木唯人、ティーラシン、川梨誉。 両チームの狙いは結構はっきりしていて、昨シー

    積み上げたいもう一つ:Jリーグ2020 vs清水エスパルス 分析的感想 - 96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと
    tanimiyan
    tanimiyan 2020/08/03
  • 「意地」:Jリーグ2020 vs横浜FC 分析的感想 - 96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと

    中堅以上の浦和レッズサポーターにとっての横浜FC戦というのは、2007年に唯一置き忘れてきたもの、リーグ連覇が手から零れ落ちていったあの日産スタジアムでの記憶とセットになっていると思います。もしくは、同じ年にホーム開幕戦で対戦した際の久保のドラゴンシュートでしょうか。 スーパーシュート~久保竜彦~ そんなわけで対戦回数は2007年の2試合のみにも関わらず何かが起きてきた横浜FCとの13年ぶりの対戦です。 直近の横浜FCの成績は1勝2分け3敗。前節はマリノスとのダービーマッチを0-4で落とし、2連敗中。浦和もFC東京、柏に連敗し、お互いに3連敗は避けたい中での一戦でした。 両チームスタメンと狙い スタメン 浦和はスタメンをいじり、再開後ほとんど手を加えてこなかった最終ライン、特にCBを槙野、鈴木大輔のコンビに変更。また柏木もスターティングラインナップに名を連ねており、ここにきてこれまで出場機

    「意地」:Jリーグ2020 vs横浜FC 分析的感想 - 96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと
    tanimiyan
    tanimiyan 2020/07/27
    “戦術的であることがともすればボール保持の仕組みが洗練されているかどうかで評価されがちな気がする昨今のJリーグにおいては、こんなやり方のチームもあって良いのではないかと、個人的には思います。”
  • 突きつけられた現在地:Jリーグ2020 vsFC東京 分析的感想 - 96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと

    スタメンと両チームの狙い スタメン 前節から1週間空いての試合ということで、両チームほぼベストメンバーではないかという布陣。ただ浦和はトーマスがコンディションの問題でベンチ外。浦和のサブは福島、宇賀神、槙野、関根、エヴェルトン、マルティノス、レオナルド。FC東京は波多野、ジョアン・オマリ、中村帆髙、アルトゥール・シルバ、高萩、アダイウトン、紺野。 このゲームは戦前から各所で指摘されていた通り、守備から攻撃を仕掛けたい両チームの一戦。両監督の基フォーメーションも同じ4-4-2ということで、単純にぶつかり合えばガチンコのマッチアップが各所で発生し、個人能力とインテンシティが勝敗を分けるゲームになることは誰もが予想できる、という性質のものでした。 これスポナビのFC東京vs浦和のレーダーチャートなんだけど、あからさまにスタイルが似てて面白い。ただその中にも特徴はあって、東京はボールを奪う守備が

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    tanimiyan
    tanimiyan 2020/07/20
    確かに速攻で点取るみたいな流れにはなってないね。2月の試合でたくさん見られたSB裏に蹴り込んで汰木走らせるみたいなの、中断明けはあまり見ない気がする
  • 浦和レッズというクラブとその歩みについて考えたこと - 96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと

    はじめに オリヴェイラ前監督が解任され、後任には大槻毅監督が就任することが決まりました。オリヴェイラ前監督の下、前年の天皇杯優勝とそれによるACL出場権獲得に加え、今シーズンはACLグループステージ突破を決めるなど求められる成果を果たした一方で、リーグ戦は5月全敗と全く振るわず、またミシャを解任して以降の課題となっていた浦和レッズの戦い方を提示することもできず、厳しい連戦とメンバー固定気味の起用により疲弊した選手たちが上昇気流に乗ることはついにありませんでした。2017年途中にミシャを解任してから、3季連続での監督交代へと混迷を極めたクラブへの失望といら立ちは、あらゆるところで語られている通りです。 では、なぜこのようなことになったのか。そして浦和レッズの戦い方とは何なのか。クラブの方針というものがあるとすれば、それは1年2年で考察されるようなものではないという思いから、少し長期的に、過去

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  • 今季の浦和レッズの序盤戦とオリヴェイラ監督の試行錯誤について考えたこと - 96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと

    オリヴェイラ・レッズを覆う不安の正体 オリヴェイラ・レッズが停滞しています。リーグ7試合、ACLグループステージ3試合を終えて、それぞれ勝ち点は11と4。順位自体はリーグでは首位と勝ち点差6の7位、ACLでも得失点差でグループ2位となぜか悪くない位置につけているものの、前人未到のリーグとACLの同時制覇を目標に掲げるクラブとしては、結果はともかくとして内容的には物足りないと言わざるを得ません。昨年のリーグ終盤戦での安定した勝ち星の積み上げと、最後の最後で掴み取った天皇杯優勝。ベテラン監督らしい強かな手腕を披露したオリヴェイラでしたが、「大型補強」を経て今季こそ国内・アジアの覇権に正面から挑んでいくと期待されていただけに、これまでの結果が戦略・戦術上の疑問や心配、批判などを招いているのも仕方ないと言わざるを得ない状況です。 ではなぜ、オリヴェイラ・レッズは停滞しているのでしょうか。 今シーズ

    今季の浦和レッズの序盤戦とオリヴェイラ監督の試行錯誤について考えたこと - 96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと
    tanimiyan
    tanimiyan 2019/04/18
  • Player’s Voice - アンドリュー ナバウトの独白(意訳) - 96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと

    オーストラリアのネットメディアから素晴らしい記事が出ていましたので、なるべく多くの人とシェアしたいと思い、意訳してみました。浦和に新加入が決まったアンドリューナバウトの、浦和移籍が決まって直後のモノローグ調の記事となっています。内容は彼のキャリアを振り返るとともに別れと新たなチャレンジについて具体的に言及しており、ここまでの記事がこのスピードで掲載されるオーストラリアのスポーツメディアには驚きとともに羨ましく思います。日もこういう体の記事は時々ありますが、ここまで内容が濃く、タイムリーなものは見たことがありません。英語に抵抗がない方は是非原文を読まれることをお勧めします。 ちなみに、彼の独白調ということで口語で意訳しました。あの胸板で「僕は〜」ということはないだろうということで、かなりフランクですがご容赦ください。誤訳は愛嬌ということで、よろしくです。 https://www.playe

    Player’s Voice - アンドリュー ナバウトの独白(意訳) - 96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと
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    tanimiyan 2018/03/08
    すごい紆余曲折を経てきた選手なんだな。すごく応援したくなった。浦和に来てくれてありがとう
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