働き方改革のはずが燃え尽きる――「テレワーク・バーンアウト」はなぜ起こる?:小寺信良のIT大作戦(1/2 ページ) 日本を含め、世界全体が強制的にテレワークを強いられるようになって、2年が経過する。 もちろんテレワーク可能な職種とそうでない職種があり、また感染者数によってはテレワークが必須な地域ととそうでもない地域に別れているところではある。そんな中、2020年末ごろから徐々にテレワークにおける「バーンアウト」(燃え尽き症候群)の問題が指摘されるようになった。 会社に出勤し、決められた時間内で働くというスタイルは、キリがいい。場所と時間を区切ることで、仕事に集中、それ以外は自由という切り分けができる。それが「働き方」であったものが、急に形が変わったことで、どこでどう仕事を切ればいいのか、分からなくなっているというのが実情のようだ。 12月23日、アンチウイルスソフトで知られるAvast(N