シリアの反体制派支配地域グータに配送される世界食糧計画(WFP)とシリア赤新月社による支援物資(2017年7月30日撮影、資料写真)。(c)AMER ALMOHIBANY / AFP 【6月14日 AFP】国連(UN)の世界食糧計画(WFP)は13日、資金不足のため、シリアへの支援を半減すると明らかにした。 WFPは、前例のない資金不足に陥ったため、現在550万人が同機関から基本的な食糧支援を受けているが、うち250万人分の支援を削減しなければならないと説明した。 あらゆる手を尽くした上での決定だとし、支援がなければ1週間も生き延びられない300万人に対して「極めて限られた」資源を優先的に届けるとしている。 550万人に支援を続けた場合、支援用の食糧が「10月までに底を突く」という。 12年に及ぶシリア内戦ではこれまでに50万人以上が死亡、数百万人以上が避難を余儀なくされた。同国は新型コロ