強烈なニオイが特徴のカメムシが、今、大量発生しています。熊本県内では平年のおよそ280倍という地域もあり県は注意を呼びかけています。 収穫間際のトウモロコシが…トウモロコシの生産量県内1位の菊陽町(きくようまち)。これから収穫の最盛期を迎えますが、農家が警戒しているのがカメムシです。 RKKトウモロコシ農家 矢野圭介さん 「4年前、収穫間際になって1万本くらい収穫がダメになりました」 「各農家さんはかなり危機感を持ってると思います」 RKK皮の上から実を吸うというカメムシは例年6月ごろから出始めるそうですが、今年(2024年)は早めに対策をしました。 トウモロコシ農家 鈴木和輝さん 「今年はもう4月の段階でいたので、早めにやっとかないと増えちゃうので」 RKK農薬を散布するなど対策をとり今のところ被害はありませんが油断はできないといいます。 矢野さん 「防除を徹底しないとこの畑が全滅します