富裕なタイタニックの乗客が所持していた金の懐中時計が競売にかけられる/Henry Aldridge and Son Ltd (CNN) 海底に沈んだ豪華客船タイタニック号の乗客だったジョン・ジェイコブ・アスター4世が身に着けていた金時計が、同船にまつわる記念品として競売にかけられる。アスター4世は財閥のアスター家の一族で、タイタニックの乗客の中で最も裕福な人物だった。 タイタニック号は1912年4月15日、航海中に氷山に衝突して沈没。乗客約1500人が死亡した。当時身ごもっていたアスター4世の妻、マデレインは事故を生き延びた。 当該の金時計の他にも、英イングランド・ウィルトシャーのオークション会社、ヘンリー・オールドリッジ・アンド・サンは注目の記念品を数多く出品する。このうち小型のスーツケースは、船が沈む中演奏を続けたことで知られる楽団のリーダーが弾いていたバイオリンを入れるためのもの。他