有働由美子キャスター 「トルコにNATO加盟を『認めない』と言われたフィンランドとスウェーデンが、『トルコに説明に行きたい』と言ったにもかかわらず、エルドアン大統領は『わざわざ来なくていい』とまで言ったといいます。なぜトルコはそこまで頑ななのですか?」 小野高弘・日本テレビ解説委員 「これには本音があります。『お土産になる話を持ってこい』ということです」 有働キャスター 「お土産ですか?」 小野委員 「ただ来るだけではない。トルコにとって最も大事な、クルドの問題がお土産です。クルド人は、国を持たない世界最大の民族です。トルコの国内にもいますが、反政府の武装闘争もしてきて、これがトルコを脅かしているといいます」 「そんな組織のメンバーをフィンランドとスウェーデンはかくまってきただろうと(エルドアン大統領は)言い続けてきました。『今こそこの問題を解決しろ』『かくまうのをやめろ』と言っています。