1日は近くに住む80代の男性が拾った現金を届けに訪れ、男性は「何かあった時に駆け込めるので、移動交番ができて安心します」と話していました。 警察によりますと、浸水した地域では31日までに、住宅の敷地からポンプやタイヤが盗まれた、といった被害の申告が5件あったということで、移動交番では当面、午前9時から午後5時ごろまで被害の申告や相談に応じることにしています。 長野中央警察署豊野町交番の加部登志彦所長は「交番に警察官がいることで地域の安心につながってほしいです。交番も浸水しましたが、皆さんが元気な生活に戻れるように頑張ります」と話していました。 警察は今月5日から別の移動交番車を出して市内の9つの避難所を回り、避難している人たちの相談に応じることにしています。