この夏は例年以上に熱中症への危機感が必要だとして、政府は、エアコンの適切な使用を改めて呼びかけることや、極端な高温に備えて暑さをしのげる避難場所を確保することなどを盛り込んだ、熱中症対策の新たな方針をまとめました。 政府は13日、関係する省庁を集めた会議を開き、熱中症対策の新たな方針をまとめました。 この中では、ことしの夏、全国的に高温が予測されていることに加え、電力価格の高騰や需給のひっ迫などでエアコンの利用を控えることも懸念されるとして、例年以上に熱中症対策への危機感が必要だとしました。 そのうえで、エアコンを適切に使うよう改めて呼びかけるほか、地球温暖化の進行に伴い、40度を大きく超えるような極端に高い気温が発生するリスクが高まっているとして、暑さをしのげる避難場所を関係機関が連携して確保するとしています。 さらに、公共施設へのエアコンの整備や、学校内外での子どもの熱中症予防の徹底、