高校男子バスケットボールの強豪、福岡第一高(福岡市)に03〜05年度に在籍していたセネガル人留学生が4歳9カ月も年齢を若く偽って試合に出場していたことが分かった。福岡第一は04年の全国高校総体と05年の全国高校選抜大会で初優勝を遂げているが、留学生は当時22〜23歳になっており、当該年度に19歳以下という全国高校体育連盟の参加資格を大幅に超えていた。 19日の衆院文部科学委員会で、年齢詐称疑惑を問いただした市村浩一郎議員(民主)に対し、塩谷立文科相が事実関係を認めた。 年齢を偽っていたのは、ディアン・ティエルノ・セイドゥ・ヌロ選手。外務省がセネガル政府から得た資料によると、実際には82年1月4日生まれだったのに対し、パスポートの生年月日は86年10月4日になっていた。 ディアン選手は身長207センチ。ダンクシュートを武器にポイントゲッターとして活躍。高校卒業後は国内プロバスケット、b