道幅に比較的余裕がありながら、車幅による通行規制が敷かれ、さらには路上の障害物により大きなクルマの通行が物理的に難しくなっているケースが見られます。それぞれの場所で、通行規制を厳格にする理由がありました。 路上に「ハ」字型の縁石、なぜ? 狭い路地などで、車幅に応じた通行規制が敷かれていることがありますが、なかには道路幅に余裕があってもそのような制限が設けられていたり、路上に設置された縁石やポールなどで、大きなクルマの通行が物理的に難しくなっていたりするケースも存在します。 拡大画像 板橋区内のある区道。「ハ」の字型に設置された縁石で道路幅が狭められている(2019年7月、乗りものニュース編集部撮影)。 たとえば東京都板橋区のある区道は、車両の最大幅1.7mの通行規制が敷かれたうえで、一部の交差点付近で路上に縁石が「ハ」の字型に設置され、通行路が狭められています。この道路は首都高5号池袋線の