母親の指を握る新生児(2013年9月17日撮影、資料写真)。(c)PHILIPPE HUGUEN / AFP 【1月10日 AFP】米アリゾナ州フェニックス(Phoenix)の介護施設で、10年以上も前から昏睡(こんすい)状態にある女性(29)が妊娠し、昨年末に出産したことから、性的暴行の疑いがあるとして警察が捜査を開始した。 昏睡状態にありながら妊娠・出産したのは、米先住民族サンカルロス・アパッチ(San Carlos Apache)の女性。同先住民族当局の声明によると、女性は10年以上にわたり意識不明の植物状態だったが、昏睡状態のまま男児を出産したという。 州警察は女性が性的暴行を加えられたとみて、容疑者を特定するため、女性が入所しているハシエンダデルソル(Hacienda Del Sol)ケアセンターに勤務する男性職員らと男児のDNAサンプルとの照合を行っている。 警察によれば、女性