【ウィーン共同】ハンガリーのノバーク大統領は10日、児童性的虐待事件の共犯として有罪判決を受けた男に恩赦を与えたことに対する市民の抗議を受けて、テレビメッセージで辞意を表明した。ノバーク氏は、オルバン首相に近い立場。AP通信が報じた。 ノバーク氏は「恩赦を与え、多くの人を混乱させ動揺させた」などとし、判断ミスを認めた。
【2月10日 AFP】マダガスカル議会上院は7日、児童レイプ犯の物理的・化学的去勢を可能にする法案を可決した。同法案は今月、下院も通過しているが、法律として成立するには、最高憲法院に合憲と判断され、アンドリー・ラジョエリ(Andry Rajoelina)大統領が署名する必要がある。 国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)は「残酷で非人道的、尊厳を傷つける」と非難。去勢では小児性愛者の問題は解決しないとして、同法案を撤回するようマダガスカル政府に求めた。 だが、ランディ・ムボラティアナ・ランドリアマナンテナソア(Landy Mbolatiana Randriamanantenasoa)法相は9日、AFPの取材に対し、「わが国は主権国家であり、法律を改正するあらゆる権利を有する」「レイプが再び急増しており、行動する他なかった」と述べた。人口約
“望まない妊娠のすべての原因が男性にある” こんな言葉から始まる書籍「射精責任」が7月に販売され、大きな反響を呼んでいます。 刺激的なタイトルや内容に賛否が集まるなか、性犯罪加害者を対象とした性教育プログラムにこの書籍を利用しているという専門家がいます。 活用しはじめた理由や、本から読み解いたことについて聞きました。(全2回の後編/前編はこちら) (首都圏局/ディレクター 田中かな) 「射精責任」で性的同意を学び 対話のきっかけに 「射精責任」はアメリカの人気ブロガー、ガブリエル・ブレアさんが執筆し、アメリカでベストセラーに。7月に日本でも翻訳本が発売されました。 望まない妊娠の原因は男性にあること、また男性にとって望まない妊娠を避けるのは難しくないことを主張し、その理由についてさまざまなデータを用いて語っています。 書籍の内容や、書籍を使った大学での授業を取材した記事はこちら。 前編記事
ヒジャブを着用して街中を歩く女性=3月、イラン首都テヘラン/Morteza Nikoubazl/NurPhoto/Getty Images (CNN) イラン当局は公共の場でのヒジャブ着用義務に違反した女性を特定するために、カメラを使用する方針を明らかにした。 政府系のタスニム通信は、ヒジャブ着用を義務付けた法律の執行をめぐる「緊張や争い」を避けるための「革新的措置」として、警察が公共の場にスマートカメラを設置すると伝えた。 違反者が見つかると、本人に違反の具体的な時間と場所を明記した警告メッセージが送られるという。 同通信は、価値観や家庭のプライバシー、精神的健康、地域社会の平静を守る必要があり、個人や集団の違法行為は認められないと強調した。 イランの女性はヒジャブの着用を義務付けられてきたが、昨年その着用をめぐって道徳警察に逮捕された女性が急死したことをきっかけに、抗議デモが全土に拡大
ペルーの首都リマで、フェミサイド(女性を標的とした殺人)に抗議するデモ参加者(2016年8月13日撮影、資料写真)。(c)CRIS BOURONCLE / AFP 【3月25日 AFP】南米ペルーで、女性が元交際相手の男に生きたまま火を付けられ、5日後に死亡する事件があった。ナンシー・トレンティーノ(Nancy Tolentino)女性・社会的弱者相が24日、明らかにした。 警察によると、キャサリン・ゴメスさん(18)は18日、ベネズエラ人のセルジオ・タラチェ・パーラ容疑者(19)に首都リマの中央広場でガソリンをかけられ火を付けられた。 ゴメスさんは全身の60%にやけどを負って病院に搬送された。ゴメスさんは数日前にパーラ容疑者と別れる決意をしたという。 トレンティーノ氏は現地ラジオRPPに対し、「やけどがひどくて医師の力が及ばず、ゴメスさんは亡くなったと告げられた」と話した。 この陰惨な事
Published 2022/11/15 13:39 (JST) Updated 2022/11/15 14:49 (JST) 10代の少女にみだらな行為をしたとして逮捕、起訴された小川雅朝被告(33)が東京拘置所で体調が急変し死亡したことが15日、関係者への取材で分かった。「ハウル・カラシニコフ」と名乗り、逮捕前は東京・歌舞伎町の「トー横」と呼ばれる一角で炊き出しや清掃活動などのボランティアをしていたという。 関係者によると、14日に亡くなった。初公判は22日に予定されていた。 小川被告は東京都新宿区の自宅で少女にみだらな行為をしたとして、東京都青少年健全育成条例違反の疑いで6月、警視庁に逮捕された。自身のツイッターでは「歌舞伎町の子どもたちを守る」とうたっていた。
性被害を受けたのに、警察や相談機関の窓口で差別的な対応を受けることも。性的指向や性自認(SOGI)の視点を盛り込んだ法律や制度が求められています。
警視庁新宿署の留置所に勾留されていた20代男性が、警察官から虐待を受けたとして、東京都を相手取り、慰謝料など165万円を求める裁判を東京地裁に起こした。提訴は9月15日付。 訴状によると、男性は、勾留中の今年7月、体調を崩した同室の男性のために「毛布1枚だけでも入れてやってくれませんか」と頼んだところ、留置担当の警察官に「保護室」と呼ばれる別室に連れて行かれた。 さらに「パンツ一丁」の下着姿にされて、身体を拘束された。トイレにも行かせてもらえず、そのまま下着を汚してしまい、涙を流していたところ、警察官は「みっともねえな」と言い放ち、侮辱したという。 男性側はこれらの警察官の行為は違法であると訴えている。 ●病人のために毛布を求めたら「保護室」に連行 男性は留置所でどのような扱いを受けたのか。訴状に書かれた詳細は以下の通りである。 異変が起きたのは、7月6日夜だった。 男性を含む5人が収容さ
Published 2022/09/26 13:19 (JST) Updated 2022/09/26 13:37 (JST) 知り合いの女性の性的な動画を複数の知人に送ったとして、青森県警がリベンジポルノ防止法違反容疑で、20代の男性巡査を書類送検していたことが26日、県警への取材で分かった。8月24日付。 書類送検容疑は、昨年12月29~30日ごろ、知り合いの女性のわいせつな動画を複数の知人に送った疑い。県警は2人の関係を明らかにしていない。巡査は容疑を認めており、県警は8月24日付で減給100分の10(3カ月)の処分とした。 県警によると、巡査は県警本部に所属。今年6月に女性から被害の届け出があり、捜査を進めていたという。
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フィリピンの首都マニラで行われた大統領就任式で宣誓するフェルディナンド・マルコス大統領(左)と、妻のルイーズ氏(右、2022年6月30日撮影)。(c)Ted ALJIBE / AFP 【6月30日 AFP】(写真追加)フィリピンの首都マニラで30日、故マルコス元大統領の息子フェルディナンド・マルコス(Ferdinand Marcos)氏の就任式が行われた。元大統領の失脚から30年以上を経て、マルコス家から再び大統領が誕生した。 国立美術博物館(National Museum)で行われた就任式には、中国の王岐山(Wang Qishan)国家副主席やカマラ・ハリス(Kamala Harris)米副大統領の夫ダグ・エムホフ(Doug Emhoff)氏らが出席した。 マルコス氏は宣誓後、「(米国からの)独立以降、発展が停滞していることを見抜いていた男を、私はかつて知っていた。彼は成し遂げた」「その
フィリピンの首都マニラ郊外の自宅で、マルコス政権下で逮捕された時の写真を手にAFPの取材に応じるロレッタ・ロサレスさん(2022年2月9日撮影)。(c)Maria Tan / AFP 【3月27日 AFP】5月9日に行われるフィリピン大統領選に立候補した、故マルコス元大統領の長男フェルディナンド・マルコス・ジュニア(Ferdinand Marcos Junior)氏(64)を見るたび、ロレッタ・ロサレス(Loretta Rosales)さん(82)の脳裏には過去の恐怖がよみがえる。 マルコス元大統領が戒厳令を敷いていた1970年代、独裁体制に異を唱えた。逮捕され、兵士から虐待と性的暴行を受けた。歴史学の教師だったロサレスさんは、歴史が繰り返されることを恐れている。 政治家に転身したロサレスさんは、マルコス氏の立候補を失格とするよう政府に求めている。「再び国民にあんな目に遭ってほしくない」
Published 2022/06/06 10:57 (JST) Updated 2022/06/08 00:19 (JST) 厚生労働省が本年度から、男性・男児の性暴力被害に特化した実態調査に初めて乗り出すことが6日、同省への取材で分かった。男性の性被害はまだ社会的な認知度が低く、事実が表面化しづらい側面があることから、現状把握と分析を進め支援体制の整備を急ぐ。既に研究班を設置し調査の詳細を検討している。 研究班には産婦人科や泌尿器科の医師らが参加。調査結果を踏まえ、医療機関が被害者に対応する際の手引を作成することなどに取り組む。 男性の被害に関する質問項目を設けた公的調査は、内閣府の「男女間における暴力に関する調査」があるが、設問は全体の中の一部分で、内容も限定的だった。
英ロンドン警視庁が公開したサラ・エバラードさんの写真(2021年3月11日公開)。(c)AFP PHOTO / METROPOLITAN POLICE 【9月30日 AFP】(更新)英ロンドンで今年3月、帰宅途中に行方不明になった女性が遺体で発見され、現職の警察官が逮捕・起訴された事件で、裁判所は30日、この警察官に対し、誘拐、強姦(ごうかん)、殺人の罪で、異例となる仮釈放なしの終身刑を言い渡した。 前日の公判では、被告が新型コロナウイルス規制違反を理由に被害者の女性を逮捕したと見せ掛けて誘拐し、性的暴行の上殺害したことが明らかになっていた。 新型コロナ対策のロックダウン(都市封鎖)中に起きたサラ・エバラード(Sarah Everard)さん(33)の事件は、英国史上最も注目を集めた行方不明事件の一つとなり、外出時の女性の身の安全をめぐる議論に発展。抗議デモも相次いでいた。 エバラードさん
ロンドン五輪、体操女子団体決勝で金メダル獲得を喜ぶジョン・ゲダート容疑者(2012年7月31日撮影、資料写真)。(c)AFP 【2月26日 AFP】(写真追加)女子体操の五輪米国代表監督を務めたジョン・ゲダート(John Geddert)容疑者が25日、人身売買や性的暴行の罪で訴追された数時間後に自殺しているのが見つかったと、同国ミシガン州のダナ・ネッセル(Dana Nessel)司法長官が明らかにした。 長官は「きょう午後遅く、自殺したジョン・ゲダートの遺体が発見されたとの報告を受けた」と公表し、「関係者全員にとって、悲劇の物語の悲劇的な結末だ」と述べた。午前中に配信されたオンライン会見では、ゲダート容疑者が同日に出頭し、午後には裁判所に召喚される予定であると明かしていた。 ゲダート容疑者は、米国体操連盟(USA Gymnastics)の元医師で性的暴行の罪で事実上の終身刑を科されたラリ
南アフリカ・ミッドランドで、同国の銃所有者協会「GOSA」が主催した女性限定の射撃訓練(2021年2月7日撮影)。(c)MARCO LONGARI / AFP 【2月8日 AFP】南アフリカ・ヨハネスブルク近郊の射撃練習場で数十人の女性が訓練を受けている。3時間に1人のペースで女性が殺害されているこの国では、銃の扱い方を学ぶことが、自衛手段の一つになってきている。 ヌタンド・ムセンブ(Ntando Mthembu)さん(33)は、生まれて初めてリボルバー(回転式拳銃)を手にしたが、ためらうことなく、段ボールの標的に向かって10発の銃弾を発射した。 昨年11月、自宅で数時間一人きりで過ごしていたいとこが集団レイプを受けた揚げ句に殺害された。「自分もそんな目に遭う前に、備えておきたい」とムセンブさんは話した。 南アフリカは世界で最も暴力犯罪の発生率が高い国の一つで、殺人事件の発生率は増加の一途
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