9日、ソウル市鍾路区の参与連帯で開城工業団地企業非常対策委員会が記者会見を行なっている=開城工業団地企業協会提供//ハンギョレ新聞社 来月10日には開城(ケソン)工業団地の稼動が中断されて満3年になる。昨年から南北関係が改善され、開城工業団地の企業人の間で工業団地の再稼働への熱望が高まっているが、稼動再開は相変らず手が届きそうで届かない虹のままだ。この間放置された施設の点検のために先日申請した開城工業団地訪問は、今回も実現しなかった。朝鮮半島の情勢は変わったが、残念ながら開城工業団地に立ち込めた霧は去っていない。 先週あるフォーラムの討論会に行き、シン・ハンヨン開城工業団地企業協会会長の哀訴を聴く機会があった。彼は「昨年“開城地域”に南北共同連絡事務所を設置することにした4・27板門店宣言の合意で、開城工業団地再開の希望を見た」と話した。昨年9月、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の平壌訪問に