山形大学は6日、米のたんぱく質を原料に肉に代わる「代替肉」を作ることに世界で初めて成功したと発表した。将来、新たな代替肉として普及することが期待されるという。 肉などの動物性のたんぱく質は、生産や輸送の過程で、大量の温室効果ガスを発生させることから、近年、環境への影響が指摘されている。こうした中、山形大学の渡辺昌規教授は、食品メーカーと共同で、米のたんぱく質から肉の食感などを再現した「代替肉」を作ることに世界で初めて成功した。原料は米ぬかからこめ油を抽出する際にできる「脱脂米ぬか」というものだ。こめ油を作る際は原料の8割以上が「脱脂米ぬか」として残り、その多くは廃棄されるため利活用が課題となっていた。この代替肉は国内での自給が可能なほか、アレルギーの原因となるアレルゲンがないことなどが特徴で、将来、新たな植物由来の代替肉として普及することが期待されるという。また、収益性が高い持続可能な農業
■「なんで突っ込むんだよ」 事故多発“魔の交差点”事故に遭った男性 「結構怒鳴られて。脅迫するような感じで、いま思うと本当にものすごく不愉快」 怒りをあらわにする男性。 8月、男性が神奈川県のJR古淵駅近くの住宅街で車を運転していると、左から急に車が。 出会い頭に衝突しました。 黒い車から高齢の男性が降りてきて、男性に詰め寄ります。 黒い車の高齢男性 「一時停止で止まって出てるんだよ。なんで突っ込むんだよ」 よく見ると、黒い車の側だけに一時停止線があります。 男性は一方的に大声で怒鳴られたといいます。 事故に遭った男性 「一時停止のところでミラー見ればはっきり全部映っていたはずなんですけど、確認もなく、アクセルをバッと踏んでまっすぐ出てきて、ああいう運転をされるともうたぶん僕の側だと避けようがない」 この映像を専門家に検証してもらうと・・・ 交通事故鑑定 ラプター 中島博史 所長 「一時停
9月11日。第72回NHK杯テレビ将棋トーナメント2回戦▲藤井聡太竜王(20歳)-△伊藤匠五段(19歳)戦が放映されました。棋譜は公式ページをご覧ください。 結果は116手で藤井竜王の勝ちとなりました。 藤井竜王は3回戦に進出。三浦弘行九段-佐藤天彦九段戦の勝者と対戦します。 同学年の王者と大器 藤井竜王と伊藤匠五段は同じ2002年生まれです。 両者は同学年ながら誕生日の差で、現在は伊藤五段が現役最年少棋士です。(10月からは17歳の藤本渚新四段が現役最年少) 藤井竜王にとっては、公式戦で自分より若い棋士と指すのは初めての経験となります。 四段に昇段して棋士になったのは、藤井現竜王は2016年10月。よく知られているように、史上最年少14歳2か月でした。 伊藤現五段は2020年10月、17歳で四段に昇段しました。 対局開始前、両対局者は次のように語っていました。 藤井「伊藤五段とは公式戦で
1998年、千葉大学は全国初となる「飛び入学」を実施した。合格した3人は「17歳の大学生」となり、研究者としての将来を嘱望されていた。その後、どんな人生を歩んだのか。読売新聞の人物企画「あれから」をまとめた書籍『人生はそれでも続く』(新潮新書)より、佐藤和俊さんのケースを紹介する――。 【写真】「飛び入学」の前、私立成田高校(千葉県)の化学部時代の佐藤和俊さん ■千葉大学が全国で初めて導入した「飛び入学制度」 1998年1月、佐藤和俊さんの人生は、一変した。 「飛び入学 3人合格」 当時、高校2年生だった佐藤さんには、新聞の見出しが面はゆかった。 「科学技術の最先端を切り開く人材を育てたい」と、千葉大学が全国で初めて導入した飛び入学制度。「高校に2年以上在籍した特に優れた資質を持つ17歳以上の生徒」に大学の入学資格を認めるもので、中央教育審議会がこの前年6月に制度化を答申していた。 合格者
国税庁「酒のしおり」の統計によると、成人1人当たりの酒類消費数量は 1992 年度の 101.8リットルをピークに、2020年度には75.0リットルまで減少している。このように、“日本人のお酒離れ”が進む中、特に若者の日常的な飲酒が減っているようだ。 【写真】お酒を飲まないわけではないが、飲み会の人間関係が面倒に感じる人も 飲酒習慣(週3日以上)のある人は、50~60代男性が約半数を超えているのに対し、20代男性は14.5%。40~50代女性も20%超に飲酒習慣があるのに対し、20代女性は6.5%。上の世代からすれば“日本人のお酒離れ”の正体は“若者のお酒離れ”だと感じることだろう。ではなぜ若い世代はお酒を飲まないのだろうか。
日本は2週連続で世界最多の新型コロナ新規感染者数を記録しています。 これだけマスクを着けている日本で感染者数が増えていることに関連して、マスクの効果に疑問を抱いている方もいるようです。 今、日本で新規感染者数が世界で最も多いのは、マスクの効果がないためでしょうか? 日本の新規感染者数は世界最多日本国内における新型コロナ新規感染者数および死亡者数の推移(Yahoo!JAPANより) 現在、日本国内では1日20万人を超えるペースで新規感染者数が報告されています。 日本、2週連続で世界最多 コロナ新規感染者数、全体の2割占める 世界各国の新型コロナ新規感染者数の推移(Our World In Dataより) 確かに7月以降、日本の新型コロナ新規感染者数は急激に増加しており、欧米や東アジア諸国と比べても多くなっています。 これまで新規感染者数・死亡者数を低く抑えてきた日本でここまで新型コロナが拡大
人気子育てエッセイ漫画「毎日かあさん」の作者で漫画家の西原理恵子さん(57)の娘が、幼少期から母親の作品のために、自身が嫌がっているにもかからず個人情報を公開させられ続けてきたことへの精神的苦痛などをつづった実名ブログが公表された。 娘側の受け止めとのギャップが明るみになったことで、ネット上のコメント欄では、西原さんのような著名人のケースにとどまらず、育児中の親などが、SNSなどで子のプライバシーを第三者に開示することをめぐって、活発な議論が繰り広げられた。 「毎日かあさん」は、毎日新聞紙上で2017年まで15年間にわたって長期連載され、子育てエッセイの先駆け的存在としても知られている。作中に登場する実の娘「ぴよ美」をはじめとする2人の兄妹のユーモラスでほのぼのとしたエピソードや、西原さんが子育てに奮闘する姿は、子育て中の母親のみならず、多くのファンから共感や感動を呼んだ。 その一方で、娘
「フェイクニュース対策委員会」がわずか3週間でとん挫した。その炎上騒動のわけとは――。 米国で、4月下旬に公表したばかりの政府のフェイクニュース(偽情報)対策委員会が、わずか3週間で閉鎖に追い込まれる事態となった。 米国は、2016年の大統領選がロシアの標的となった、フェイクニュースによる情報戦の代表的な舞台だ。だが、ウクライナ侵攻に加えて、秋の中間選挙を控え、政府がフェイクニュース対策に本腰を入れようとした矢先に、その調整を担う政府機関が炎上、活動停止となってしまったのだ。 欧州連合(EU)ではフェイクニュース対策を強化するプラットフォーム規制法「デジタルサービス法」が議会を通過したばかり。フランスなどで専門部署の創設も相次ぐ。 そんな中、問題の震源地の一つでもある米国で、対策が頓挫した背景とは? ●「殺伐とした状況」 この国は本当に殺伐とした状況にあると思う。 「偽情報ガバナンス委員会
寺田氏が表紙を手掛けた冊子を手にする姫乃たま。姫乃たま公式インスタグラム(himenotama_official)から 元地下アイドルで歌手、ライターとして活動する姫乃たま(29)が7日、自身のツイッターを更新。国際的に活躍する漫画家・寺田克也氏(58)との結婚を発表した。 【写真】イベントでトークする姫乃たま 姫乃は手書きの文章で結婚を報告。「今年、私、姫乃たまは漫画家の寺田克也さんと結婚しましたことをご報告申し上げます」とつづり「日々の生活を豊かに紡ぎながら互いの表現に精進して参ります」と喜びを語った。 寺田克也氏は漫画「西遊奇伝大猿王」、「ラクダが笑う」ほか、「仮面ライダーW」クリーチャーデザイン、「ヤッターマン」メカニックデザインを手掛けるなど幅広く活躍する、日本を代表する漫画家・イラストレーター。姫乃は今年1月、寺田氏がデザインするTシャツのモデルを務めていた。 姫乃は2019年
【ニューデリー時事】経済危機に直面しているスリランカのウィクラマシンハ首相は5日、議会で演説し、国の「破産」を宣言した。 【図解】スリランカ 危機的状況は来年も続く見通しで、混乱の長期化は必至。ガソリンなどの燃料が極度に不足しており、AFP通信によると、給油所で自動車に乗って数日間列に並んでいた60歳の男性が車内で死亡しているのが5日見つかった。 首相は議会で、金融支援獲得に向けた国際通貨基金(IMF)との交渉について説明。地元紙デーリー・ミラー(電子版)によると、「過去には発展途上国として(IMFと)協議してきたが、今は破産国家として協議しているため、交渉はより困難で複雑になる」と述べた。年末にインフレ率が60%に達するとの見通しを示し、「2023年も困難に直面するはずだ。これは真実であり現実だ」と強調した。
先日の記事〈大学数学にも浸透してきた『暗記だけの学び』〉では、初等中等教育で「理解無視の暗記だけの数学学習」が広がってしまった問題点について述べ、それが大学数学の学びにも浸透してきた状況を改善する目的ももって『新体系・大学数学 入門の教科書』(上・下)を上梓したことを述べた。 【画像】大学数学にも浸透してきた「暗記だけの学び」 今回は、日本の数学の学びに関する歴史的視点から、現在の状況を考えてみたい。 まず、しばしば耳にすることだが、少しでも日本に関心のある海外の人達が疑問に思うことに、「日本は第二次大戦の後で、どうして目覚ましい発展を遂げたのか」ということがある。それに対して筆者が真っ先に思いつく回答は「工業化に向けた数学の教えと学びが、江戸時代から脈々と生きていたから」ということである。 江戸時代には、数学教科書『塵劫記』(吉田光由)が国民の間に普及したこともあって、国民の数学レベルは
283,718,176回。この数字は政府が6月22日付で発表した、国内における新型コロナウイルスのワクチン総接種回数だ。このうち1回目と2回目の接種率は、どちらも80%を超え、3回目の接種を受けた人は61.2%。現在は4回目接種を各自治体で進められている。 【写真あり】18年8月、二酸化塩素が漏出して14人が搬送される事件が そんななか、一部ネット上ではワクチンへの“対抗策”が話題になっている。ワクチンに対して疑問を抱く、いわゆる“反ワクチン”の人たちの間で、すでに接種したワクチンの“解毒剤”として、「二酸化塩素」を体内に取り入れる行為が広がっているというのだ。 実際、SNS上では“ワクチン打って体調が悪くなった人は二酸化塩素水を飲んで”、“ワクチンには二酸化塩素がいちばん”という声が散見される。ある医療ジャーナリストは言う。 「二酸化塩素は強い酸化力を有することから、除菌や消毒効果があり
6月に入り、持続化給付金の組織的不正受給が続々と報道されるようになり、すっかり世間から忘れ去れてしまった『山口県阿武町の4630万円誤振込騒動』。 お金は返還されないと思われていた矢先、突如オンラインカジノの決済代行業者から町の口座にお金が振り込まれ、結果的に誤振込した金額の約9割を法的に確保されるに至り、世間は一見落着モードです。しかし、世間の言う勝ち負けで表すならば「誤振込された公金を1円でも使われてしまった時点で町側の負け」であることはあまり知られていません。 今回は、騒動が落ち着いたところで改めて問題点と世論の動きを整理した上で、その理由を説明しようと思います。 分断された世論の正体とは?まず私個人として、この騒動の興味深い点は『誰が悪いのか』という点でSNSにおける世論が、はっきりと分断されたことです。 実際、私がこの誤振込騒動をYouTubeで取り扱った際『これは町が悪いだろ!
川島滉生(かわしま・こうせい)さん。2002年生まれ。神奈川県横浜市出身。私立攻玉社中学高校卒業。2018年、高1で全国高等学校将棋選手権男子個人の部優勝。現在は早稲田大学法学部1年生。将棋部に所属 ©石川啓次/文藝春秋 「とにかく、たっくんよりも良い結果を…」伊藤匠四段のライバルが奨励会を目指さなかった理由とは から続く 【写真】藤井聡太三冠、伊藤匠四段と写った「伝説の一枚」 藤井聡太三冠と伊藤匠四段が並んでいた「第9回小学館学年誌杯争奪全国小学生将棋大会・3年生の部」の写真。その真ん中に写っているのが、現在は早稲田大学将棋部に所属している川島滉生さんだ。 インタビュー後編では、川島さんの将棋との関わり、大学受験と現在のこと、活躍する藤井三冠や伊藤四段への思い、あまりに有名になってしまったあの写真を見て思うことを聞いてみた。 都内の私立中高一貫男子校に入学「小学館の大会でたっくんに負けて
神奈川県のある公立小学校は、2020年度から通知表を廃止した。学期末や学年末になると、先生から通知表を受け取った子どもたちが一喜一憂するのは、昔から全国で一般的な風景。廃止は公立小としては極めて異例の取り組みだ。なぜやめたのだろうか。浮かんだ疑問はほかにもある。成績が分からないと、なにかと困るのではないか。そもそも通知表を出さなくてもいいのだろうか。答えを知ろうと、この学校の取り組みを追いかけた。その後の2年間で見えてきたものとは。(共同通信=小田智博) ▽大規模学校に着任した校長の問いかけ 神奈川県茅ケ崎市立香川小学校。各学年は5~6クラスあり、全校児童が千人を超える大規模校だ。国分一哉校長は、以前から通知表の在り方に疑問を持っていたという。18年4月に着任後、教員にこう問題提起した。「良い評価が多かったら喜び、そうでなければ悲しむだけ。それでは意味がないのではないか」 通知表をやめるこ
ロシア国防省は25日、ウクライナにおける「軍事作戦」の第一段階はほぼ完了したとし、ウクライナ東部ドンバス地域の完全「解放」に焦点を当てると表明した。21日撮影(2022年 ロイター/Alexander Ermochenko) [ロンドン 25日 ロイター] - ロシア国防省は25日、ウクライナにおける「軍事作戦」の第一段階はほぼ完了したとし、ウクライナ東部ドンバス地域の完全「解放」に焦点を当てると表明した。 国防省の発表は、ロシアがウクライナの激しい抵抗に直面する中、より限定された目標に切り替えている可能性を示唆した。 ロシア国営通信社によると、ドンバス地域では現在、親ロシア派がルガンスクの93%、ドネツクの54%を掌握しているという。 国防省はまた、他のウクライナ都市を攻撃する可能性も排除しないとしたほか、ウクライナ上空に飛行禁止区域を設置するいかなる試みにも直ちに対抗すると言明した。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く