わたしたちは日常生活でもビジネスの場でも、「言語」を使ってコミュニケーションを取っています。 しかし中には、人に対する説得力がある人とそうでない人がいるのもまた事実でしょう。 この差が生まれる理由のひとつに「話し方」があることは想像に難くありません。 そこで今回は、実際に言語学の世界で観察・研究された数々の事例をご紹介します。 それら事例を通して、社内での円滑なコミュニケーションをはかる、あるいは誤解を防ぐための参考としてみてください。 同僚に「怖い」と言われた頃の筆者 「話し方」が人の印象を変えるのは、珍しいことではありません。 筆者にも会社に入りたての頃、このような思い出があります。 入社後、新入社員には様々な研修がありますが、そのうちのひとつに「2人一組で様々な現場体験をする」という期間がありました。 そして筆者の相手は、東京出身で東京の大学を卒業した同期入社の男性でした。 一方で筆