JRグループを中心としたダイヤ改正に合わせて、小田急は2024年3月16日にダイヤの修正を実施します。 相互直通運転を行っている関係で、各社が同日にダイヤ改正を行うのは恒例ですが、小田急は2年連続で小規模な修正にとどまることになりました。 2022年に減便を行って以降、問題点がないとはいえないダイヤとなっていますが、2年連続で修正にとどまったことは何を意味しているのでしょうか。 2022年に行われたダイヤ変更基本的には増発が続いてきた小田急の歴史上において、初の本格的な減便が2022年に行われました。 背景にはコロナ禍における利用動向の変化がありましたが、減便により保有車両数を削減することで、運行コストを減らすという目的も含まれています。 一方で、それ以前より一部区間での減便自体は行われており、将来的に想定していたことを早めて実施した面もあるかもしれません。 現在のダイヤは、複々線化が完了