藤岡信勝氏が、博物館を新たなターゲットとし始めたようだ。 産経新聞記事より。 http://sankei.jp.msn.com/life/news/110301/art11030103040001-n1.htm 米政治学者、ベネディクト・アンダーソン氏は、近代国民国家を「想像の共同体」であるとし、その形成に貢献する装置の一つとして博物館をあげた。戦後独立した東南アジア諸国で博物館が増殖していることは、国民国家が形成途上であることを意味する。 中国では、日本が累積数兆円にも及ぶ対中ODAをせっせと貢いでいるさなかの1990年代、江沢民前国家主席が号令を発して全国300カ所の反日博物館をつくり、「愛国教育基地」と称した。その内容は反日のお化け屋敷で、それを利用した反日思想教育によって、抗日戦争に勝利したのは共産党の功績であるというフィクションを国民に信じ込ませ、天安門事件以来揺らいだ共産党政権