フランス東部に位置する観光都市・コルマールで、市街地の水路がグリーンの蛍光塗料がまかれる事件が発生。過激な活動との批判もある環境保護団体による犯行とみられています。 緑に染まった水路のようす(画像はEric Straumann市長のFacebookより) 事件が起きたコルマールは、中世から残る伝統的な建築物が並ぶメルヘンな街。水路として整備されたラウシュ川が流れるエリアは、そのうつくしい景観から「リトル・ヴェニス(小さなヴェネチア)」などと称されるほど。日本ではスタジオジブリの映画「ハウルの動く城」や、4コマ漫画『ご注文はうさぎですか?』などのモデルとなった街としても知られる、フランスを代表する観光地の1つです。 そんな街の人たちにとってたいせつな財産であるラウシュ川に、グリーンの蛍光塗料がまかれる事件が起きました。 コルマールの市長であるEric Straumannさんは自身のFaceb
研究者たちは、イノシシ肉の汚染が1950年代と60年代の大気圏内核実験に関連していることを発見した。核実験とチェルノブイリの相互作用が原因かもしれないとこの研究の著者の一人であるビン・フェン(Bin Feng)はVice誌に語っている。 「核実験とチェルノブイリの同位体が混ざり合い、より強力な新しい汚染源になった。これが、セシウム汚染がこれほど強く、持続している理由だと考えている」 イノシシ・パラドックス 1986年、ウクライナのチェルノブイリ原子力発電所で爆発が起こり、2人が即死し、その後、放射線と放射性降下物によって数千人が死亡した。 放射性降下物はドイツ南東部のバイエルン州を含む数百マイルにわたって広がり、放射性物質を土壌や森林に住む動物に沈着させた。 事故の後、この地域の森林の多くの動物が高濃度の放射性セシウムに汚染された。時間が経つにつれ、核崩壊に加えて降雨、その他の影響もあり、
Published 2023/08/27 15:41 (JST) Updated 2023/08/27 15:59 (JST) 西村康稔経済産業相は27日のNHK番組で、政府、東京電力が福島第1原発の処理水は「関係者の理解なしに処分しない」とした、地元漁業者との約束について「今の時点で国は約束を果たし続けている。破られてはいないと理解している」と述べた。政府の放出開始判断の際、漁業者は反対姿勢を伝えている。 東電は24日に処理水の海洋放出を始めた。西村氏は、海水浴シーズンを避けつつ、9月から漁が本格化する前に、放射性物質の監視データを示し、漁業者や消費者に安心してもらう必要があったと説明した。
国民の反対を押し切って、東京電力福島第1原発の敷地内に貯蔵されている「汚染水」が、海に捨てられることになった。 海洋放出する汚染水について、麻生財務相は「飲んでもなんてことはないそうだ」などと安心安全を強調しているが、放射性物質に汚染された水を捨てて本当に大丈夫なのか。…
2027年のリニア中央新幹線開業が危ぶまれている。JR東海の丹羽俊介社長は8月3日、大阪市内で開いた定例記者会見で、リニア中央新幹線の品川~名古屋間の建設が「まだ見通しが立っていない」ことを明らかにした。 2027年のリニア中央新幹線開業が危ぶまれている。 JR東海の丹羽俊介社長は8月3日、大阪市内で開いた定例記者会見で、リニア中央新幹線の品川~名古屋間の建設が 「まだ見通しが立っていない」 ことを明らかにした。静岡県が大井川の流量減少を懸念し、静岡区間の着工を認めていないためだ。なぜ静岡県はそこまでかたくななのか。 筆者(昼間たかし、ルポライター)は、これまで多くの静岡県民にリニア中央新幹線について話を聞くことがあった。さまざまな報道で、川勝平太知事は着工を拒否していると批判されてきた。しかし、静岡県民は違う。保守もリベラルも関係なく、 「着工を認めるべきではない」 と考える人が多いのだ
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対馬イタイイタイ病の発覚を恐れた鉱山側が、採集調査ではカドミウムが検出されなかった鉱山の排水とは関係ない地点に、夜闇に乗じてわざわざ鉛や亜鉛を含む鉱石を河床に散布、「ここからも出たじゃないですか」と、カドミウムと鉱山は無関係だと偽装したという当時の内部告発記事を読んで大いに驚いた
『未来をここからプロジェクト』。新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、“未来”を見つめ、共に考える企画です。今回のテーマは『海に漂うプラスチックのごみ』です。いま、想像を超える量のごみが海の中を漂っているといいます。太陽光と風力、100%自然エネルギーで進む船『レース・フォー・ウォーター号』は、2017年から、世界横断の航海を続けています。その最大の目的は“海の現実”の調査です。これまでの活動で、世界には、プラスチックごみが集まりやすい5つの海流の渦があることがわかってきました。『レース・フォー・ウォーター号』の活動をリードするのが、環境と経済の専門家、グンター・パウリさんです。 グンター・パウリさん:「『プラスチックごみを海洋に捨てない』という世界の合意の裏で、残念ながらプラスチックごみは海に放出されている」 海洋プラスチックごみの問題は、日本にとっても他人事ではありません。2018
海洋汚染対策など環境への配慮からプラスチックごみを削減する動きが広がる中、企業の間では、洗剤の詰め替え容器のリサイクルを共同で行ったり、プラスチックを使った製品の包装を取りやめたりするなど、取り組みが活発になっています。 プラスチック製の詰め替え容器は単一の素材で作られるペットボトルと違って複数の素材が混ざっているためリサイクルが難しく今は焼却処分されています。 両社は素材を分離してリサイクルする技術の開発を進め2025年をめどに、使用済みの容器を回収してリサイクルする仕組み作りを目指します。 一方、ソニーは、プラスチックを使った製品の包装について、2025年度までに、新たに開発するイヤホンなど小型の製品での使用を取りやめるほか、大型の製品などでも使用量を10%削減することを決めています。 海洋汚染対策など環境への配慮からプラスチックごみを削減しようという動きが世界的に広がる中、日本のメー
2018年春、かつてない不漁に陥った「駿河湾産サクラエビ」。国内では駿河湾でしか専門の漁が行われていない静岡県の名物だが、近年は台湾産の台頭にも悩まされ、廃業を選ばざるを得なかった地元加工業者もいる。不漁との関係がささやかれるのが、主な産卵場の湾奥に注ぎ込む陸域からの強い濁水だ。自然由来もある一方、企業活動由来の濁りも問題視される。流域では市民運動など住民がサクラエビ不漁をきっかけに海と川、森、人間の関係を問い直す動きにも広がっている。 「あはんとは思ひわたれど富士川の終(つい)に澄まずは影も見えじを」― 三十六歌仙の一人として知られる凡河内躬恒(おうしこうちのみつね)は、平安時代に駿河の国の歌枕とされた富士川の濁りに掛け、「会おうと思っているのだけれど、富士川が澄まないので影も見えない」と嘆いてみせた。当時からすでに「澄むことはない川」とのイメージは定着していたようだ。 サクラエビ研究の
福島第一原発で発生し続ける汚染水からトリチウム以外の放射性物質を取り除いたと東電が説明してきた水、いわゆるトリチウム水に、実際にはその他の放射性物質が取り切れずに残っていることがわかった。8月19日に共同通信が取り残しを報じた後、23日には河北新報が、2017年度のデータを検証したところヨウ素129が法律で定められた放出のための濃度限度(告示濃度限度)を60回、超えていたと報じた。 東電は23日の会見で、超過した回数は65回だったことを明らかにした。筆者がさらにデータを精査したところ、告示濃度限度を超えたのは昨年度下半期に集中していることがわかった。 トリチウム水は、8月30日と31日に今後の取り扱い方針を議論するための公聴会が開かれることになっているが、資源エネルギー庁が公表している説明用の資料にはヨウ素129は「ND」、つまり検出されていないと記載されている(8月25日現在)。 この資
風評被害の問題の本質は、不確実性に起因する損害を誰が負担するのかという問題です。 例えば「甲の施設から甲の過失または甲の施設の瑕疵により乙という物質が流出し、丙という地域で産出される丁という農産物に乙が付着した」という事実がある場合を考えてみましょう。 通常1人の人が食べる量の丁に、致死量を上回る乙が付着しており、実際に丁を食べた戊が、これにより死亡したという場合に、甲が戊の死により生じた損害賠償について損害賠償義務を負担する。これは、風評被害ではありません。また、通常1人の人が食べる量の丁に、致死量を上回る乙が付着していたため、丁の栽培業者等は、丁を出荷することができず、丁の出荷により得べき利益を逸失した。これも風評被害ではありません。 風評被害が生ずるのは、農産物丁を体内に取り入れた場合に人体に悪影響を与えるかどうかが不確実な場合です。その時点の科学的知見では農産物丁を通常の量食べた場
水俣病第3次訴訟原告団長を務めた水俣病被害者の会全国連絡会(全国連)幹事長の橋口三郎(はしぐち・さぶろう)さんが4日午前4時43分、肺炎で死去した。88歳だった。通夜は5日午後6時、葬儀は6日午後0時30分から鹿児島県出水市明神町205のルミエールこめのつで。喪主は長女松田まりさん。自宅は同市住吉町6の19。 不知火海の漁師で、1980年、水俣病の裁判で初めて原因企業チッソのほかに国、熊本県の責任を問う第3次訴訟の原告団長となり、87年に熊本地裁で勝訴(第1陣)。96年、政府の解決策に基づいてチッソとの紛争終結の協定書に水俣病被害者・弁護団全国連絡会議(約2千人)の代表として署名した。その後、同団体を改組した全国連の幹事長に就いた。自身は82年に水俣病に認定された。
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