Published 2023/12/30 14:27 (JST) Updated 2023/12/30 14:44 (JST) 地中に埋められた水道管の老朽化への対応が課題となる中、長野県内で人工衛星を使い漏水エリアを見つけ出す点検が実施された。人による点検手法と比べ、期間短縮や効率化が実現できたといい、各地の自治体でも採用する動きが広がっている。 この技術はイスラエルの企業が開発し、国内の代理店「ジャパン・トゥエンティワン」(愛知県豊橋市)が提供する。ジャパン社によると、国内では同県豊田市で導入され、以降、北九州市や浜松市など70余りの自治体で使われた。 点検ではまず、人工衛星から地表へマイクロ波を照射する。マイクロ波が地中で漏れた水に当たると反射波が発生する。
インド宇宙研究機関=ISROは、インドの無人の月面探査機「チャンドラヤーン3号」が日本時間の23日夜、月への着陸に成功したと発表しました。月面への無人探査機の着陸に成功するのは世界で4か国目で、月の南極付近への着陸の成功は世界で初めてです。 インド宇宙研究機関=ISROは、7月14日、南部アンドラプラデシュ州にある宇宙センターから無人の月面探査機「チャンドラヤーン3号」を打ち上げました。 月に向けて順調に飛行を続けてきた探査機は、日本時間の23日午後9時15分ごろから降下を始め、ISROによりますと、午後9時半すぎに月への着陸に成功しました。 インドの宇宙センターでは、探査機が月面に着陸したことを確認すると、技術者たちが大きな歓声をあげ、立ち上がって拍手をして喜んでいました。 月面への無人探査機の着陸に成功するのは、旧ソビエト、アメリカ、それに中国に次いで世界で4か国目です。 また、水が氷
今年度後半に打ち上げが予定されている日本の新たな主力ロケット「H3」の2号機について、文部科学省は24日、ことし3月の初号機の打ち上げ失敗を受けて計画を変更し、開発中の地球観測衛星を搭載せずに打ち上げる方針を示しました。 これは24日、文部科学省が国の宇宙開発について審議する宇宙開発利用部会で説明しました。 日本の新たな主力ロケット「H3」の初号機はことし3月7日、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられたあと、2段目のエンジンが着火せず打ち上げに失敗し、搭載していた地球観測衛星「だいち3号」が失われました。 24日の会議でJAXA=宇宙航空研究開発機構は、失敗の原因究明について説明するとともに、今年度後半に打ち上げが予定されているH3の2号機に搭載するため開発中の「だいち4号」について、「喪失するリスクは政策的な影響や関連分野への影響を考えると非常に大きなものになる」と説明しました。
今月17日、打ち上げが中止された日本の新たな主力ロケット「H3」の初号機について、JAXA=宇宙航空研究開発機構は、メインエンジンに電力を供給するロケットの1段目にある機器で異常が起きたとする調査結果を明らかにしました。JAXAは原因を究明したうえで来月10日までに再び打ち上げに臨む方針です。 「H3」の初号機は今月17日午前10時37分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられる予定でしたが機体の1段目にある機器が異常を検知したため、補助ロケットに着火信号を送らず打ち上げが中止されました。 JAXAは、今月18日に初号機を組み立て棟に戻したあと、原因調査を本格化させていて、22日に文部科学省の有識者会議でこれまでの調査結果を報告しました。 報告によりますと、打ち上げの6秒ほど前、メインエンジンの燃焼が始まったあと、燃焼を調整する機器に電力を供給する「VーCON1」と呼ばれる装置の内部
固体ロケットブースターへの着火信号が出ず、打ち上げられなかったH3ロケット(JAXAのライブ中継動画から) <国産ロケットH3の打ち上げは「中止」か「失敗」か。共同通信記者が炎上しているが、同じことをアメリカや中国がやれば、どう表現するのか> 国産ロケット「H3」の打ち上げが、......と書き始めたところで、どのような言葉を続けるべきなのか、分からずにいる。というのも「中止」か「失敗」か、どちらの言葉で形容すべき事態なのか判然としないからだ。そう思って2月18日付の朝刊各紙の見出しを比べると、次のようになっていた。 <朝日新聞> 新型「H3」打ち上げ中止 <毎日新聞> H3発射直前で中止 <読売新聞> H3打ち上げ直前中止 <日経新聞> H3打ち上げ「中止」 <産経新聞> H3打ち上げ中止 <東京新聞> H3ロケット発射できず なるほど、世論の趨勢はすでに「中止」ということで片が付き始め
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は22日、超小型探査機「オモテナシ」の月着陸を断念したと発表した。16日の打ち上げ後に通信が不安定になり、回復を試みたが状態が戻らなかった。旧ソ連、米国、中国に次ぐ4カ国目の月面着陸を目指したミッションは失敗に終わった。オモテナシは、米国主導の有人月面探査「アルテミス計画」の第1弾として米国が16日に打ち上げたロケット「スペース・ローンチ・システム(SLS)」に
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><div class=\"naka6-banner\" style=\"margin:0 0 15px;\">\n<p style=\"display:block;margin:0 auto;\"><a href=\"https://www.asahi.com/special/bucha/?iref=kiji_bottom_banner\" style=\"display:block;\"><img src=\"https://www.asahicom.jp/special/bucha/images/banner/bucha-tokusyubanner_660x100.jpg\" alt=\"ウクライナ侵攻
ロシアによるミサイル実験が、軌道上にある使用済みのソ連製人工衛星を破壊。その結果散らばった宇宙ごみが、国際宇宙ステーションに脅威を与えている。(IMAGE FROM NASA) 11月15日、国際宇宙ステーションに滞在していた7人の宇宙飛行士たちのもとへ、予期せぬ指示が舞い込んだ。破壊的な衝突に備えて、停泊中の宇宙船に避難せよというものだ。宇宙ステーションは間もなく、人工衛星の破片が散乱する雲の中を通る予定で、宇宙ステーション内にいる人間に深刻な脅威となる恐れがあるという。 そこで、前週に到着したばかりだったNASAの4人の宇宙飛行士はスペースX社の宇宙船クルードラゴンのカプセルに、ロシア人宇宙飛行士2人ともう1人のNASA宇宙飛行士はソユーズ宇宙船にそれぞれ避難し、2時間待機した。それからおよそ90分後、宇宙ステーションが再び破片の雲を通過したために、乗組員は同じことを繰り返した。おかげ
中国が打ち上げた大型ロケット「長征五号B」の機体の一部が、2021年5月9日ごろに大気圏に再突入する見通しだ。 同様の事態は昨年5月にも起き、このときは燃え残った破片が、西アフリカのコートジボワールに落下したとみられている。今回もまた、破片が地表に落下する可能性がある。 人などに当たる可能性はきわめて低く、決してパニックになる必要はない。しかしこの問題は、今後を見据えて、中国、そして世界が考えなくてはならない課題を、私たちに突きつけている。 中国が4月29日に打ち上げた大型ロケット「長征五号B」。このコア機体(中央下半分)が、5月9日ごろに大気圏に再突入する見通しとなっている (C) CASC 長征五号Bロケットと問題の背景 地表に落下する可能性が取り沙汰されているのは、中国が4月29日に打ち上げた「長征五号B」という大型ロケットである。中国の宇宙ステーションのコア・モジュール「天和」を搭
リンク note(ノート) 書類通過率90%以上の職務経歴書を公開します|がき|note 転職活動では職務経歴書は必須です。 職務経歴書を漫然と書いてないでしょうか? ひとりよがりな自己PRを書いてないでしょうか? ・転職を希望している人 ・書類選考で落ちがちな人 ・自分をどうアピールしたらいいか分からない人 ・今すぐ転職しないが準備はしておきたい人 この記事を読めば転職先に響く職務経歴書の書き方が分かり、 転職の入り口である書類選考の通過率が跳ね上がります。 この記事の最後に、書類通過率90%以上の僕が書いた、以下2パターンの職務経歴書を公開していますので是非参考にしてください。 ・ITエン 4 users
民間企業が開発した宇宙船として、初めて飛行士を国際宇宙ステーションに送り届けることに成功した「クルードラゴン」が日本時間の3日、およそ2か月ぶりに地球に帰還しました。NASAでは9月以降、同型の宇宙船で日本人宇宙飛行士の野口聡一さんら4人を宇宙ステーションに送る予定です。 2人の飛行士は宇宙ステーションにおよそ2か月間滞在したあと、日本時間の2日に再び宇宙船に乗り込み、地球へと向かいました。 宇宙船は3日午前3時ごろ軌道を離れるため最後のエンジン噴射を行って地球の大気圏に突入し、上空でパラシュートを開いて減速しながら落下して、午前4時前(アメリカ東部時間の2日午後3時前)にフロリダ州沖のメキシコ湾の海上に着水しました。 そして、海上で待機していたスペースXの船に回収され、安全が確認されると2人の飛行士がハッチから姿を見せました。 NASAとスペースXでは帰還した宇宙船を詳しく調べ、機能に問
米フロリダ州ケネディ宇宙センターから打ち上げられた、宇宙開発企業スペースXの宇宙船「クルードラゴン」に搭乗するロバート・ベンケン(写真奥)とダグラス・ハーリーの両飛行士。NASA TVの映像より(2020年5月30日撮影)。(c)AFP PHOTO / NASA TV 【5月31日 AFP】(更新)米宇宙開発企業スペースX(SpaceX)が開発した宇宙船クルードラゴン(Crew Dragon)が31日、国際宇宙ステーション(ISS)とドッキングした。米国の有人宇宙船がドッキングを実施したのは9年ぶり。 米航空宇宙局(NASA)の宇宙飛行士2人を乗せたクルードラゴンは、米東部標準時31日午前10時16分(日本時間同日午後11時22分)にISSとドッキング。 クルーの一人が「ドッキング完了を確認」と述べた後、「米国の宇宙船が国際宇宙ステーションと最後にドッキングして以来、9年間におよぶ努力の一
アメリカの民間企業が開発した宇宙船が、日本時間の31日朝早く初めて宇宙飛行士を乗せて国際宇宙ステーションに向けて打ち上げられました。宇宙船は予定どおり切り離されて打ち上げは成功し、31日夜遅く、国際宇宙ステーションに到着する予定です。 アメリカが自国の宇宙船で国際宇宙ステーションに飛行士を送り込むのはスペースシャトルの退役以来9年ぶりで、宇宙開発に民間企業が本格的に参入する時代の象徴として注目されています。 打ち上げられたのは、アメリカの民間企業「スペースX」が開発した宇宙船、「クルードラゴン」です。 アメリカ人宇宙飛行士2人を乗せ、日本時間の31日午前4時22分にアメリカ・フロリダ州からロケットで打ち上げられ、クルードラゴンは予定した軌道に投入されて打ち上げは成功しました。 クルードラゴンは31日午後11時半ごろに国際宇宙ステーションに到着する予定です。NASA=アメリカ航空宇宙局は、民
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東西冷戦下のNASA=アメリカ航空宇宙局で技術者として活躍し、アメリカの宇宙開発を裏方で支えた黒人女性の数学者、キャサリン・ジョンソンさんが死去しました。101歳でした。 ジョンソンさんはアメリカと旧ソビエトが宇宙開発にしのぎを削った1960年代、数学者としてロケットなどの打ち上げに欠かせない地球を周回する軌道の計算を担当しました。とりわけアメリカ人の宇宙飛行士による初めての有人飛行のプロジェクトに貢献するなど、長年アメリカの宇宙開発を裏方として支えました。 一方、黒人や女性への差別を乗り越えて活躍したことが注目を集め、ジョンソンさんを主人公にした映画「ドリーム」は3年前のアカデミー賞でノミネートされ、日本でも公開されました。 ジョンソンさんは1986年、NASAの研究機関を退職し、24日、101歳で亡くなったということです。 オバマ前大統領はツイッターに「星に手を伸ばした生涯を終え、彼女
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