長谷川閑史(はせがわ・やすちか)氏 1946年生まれ、67歳。早大卒、武田薬品工業に入り、米企業との合弁会社社長などを経て2003年から社長。昨年11月、次期社長に英製薬大手のグラクソ・スミスクラインからクリストフ・ウェバー氏を招聘すると発表した。外国人社長の起用は初めて。11年4月から経済同友会代表幹事もつとめる。座右の銘は「熟慮断行」。 夏野 昭和のサラリーマンの夢を描いたようなマンガで、大手家電メーカーを舞台にした企業の一課長が社長に上り詰めるまでの物語を描いた大人気マンガをご存じでしょうか? そのマンガがそもそも日本の弱点の象徴だと思っています(笑)。 長谷川 そうなんですか? マンガはあまり読まないのでわかりませんが。 夏野 主人公は課長のころから、やたら女にモテる。自分は出世しようという野心があまりないのに、社長になってしまう。俺はこんなことをしたくなかったんだけど、選ばれたん
青森県の十三湖(じゅうさんこ)沿岸に風力発電施設を建設する計画を巡り、環境省が「渡り鳥への影響が著しい」として見直しを迫っている。 事業者が動植物などへの影響を調べる環境影響評価(環境アセスメント)で、渡り鳥が回避しない場合、ガンやオオハクチョウなど年間約1200羽が風車に衝突すると試算しているためで、同省は「多過ぎる」としている。 風力発電施設の建設を計画しているのは、茨城県日立市の民間企業「くろしお風力発電」。湖の南岸に15基(総出力3万4500キロ・ワット)を建て、2015年3月に運転を始めて、東北電力に売電する予定だ。 十三湖は貝類や水生植物が豊富で、シベリアから毎年数万羽のガンやカモ、ハクチョウが飛来して羽を休める。こうした鳥を目当てに国の天然記念物オジロワシや数十羽しか生息していないとされる絶滅危惧種チュウヒなどの猛禽(もうきん)類が集まるため、湖全域が鳥獣保護区に指定されてい
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