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け:健康被害とphotoに関するdimitrygorodokのブックマーク (2)

  • 根底が崩れた原爆症「認定基準」/欧州・日本で衝撃の研究発表

    厚労省が被爆者の原爆症認定の基準に用いてきた基礎資料は「使いものにならない」ずさんなものだった――そんな衝撃的な研究が注目されています。被爆者の原爆症認定裁判にも影響を与えるその内容について、名古屋大学名誉教授の沢田昭二さんに話を聞きました。 被爆実態とかけ離れた基準 ――厚労省が認定基準の基礎にしているのは、どういうものですか。 沢田 原爆放射線被ばくによって、がんなどが一般人と比べ被爆者にどれだけ多く発症したかを調べた放射線影響研究所の疫学調査と、「一九八六年広島・長崎原爆放射線量評価体系」(DS86)です。 ――被爆をどうとらえているのですか。 沢田 被爆者に影響した放射線は三種類あります。(1)一分以内に到達した初期放射線、(2)きのこ雲にふくまれて上昇し、黒い雨、黒いすす、放射性微粒子になって降った放射性降下物からの放射線、(3)爆心地に近いところでは、地上の残留放射性物

  • 中国新聞 被曝と人間-3部-

    身かがめ点検 調整 ■ノートに克明な記録 「伸之が原発の中でどんな仕事をしていたのか。離れて暮らしていたし、無口な子なので、私は何も聞いていなかった。遺品のノートは、暗号のようなアルファベットや数字が並び、さっぱり分からないし…」 白血病のため二十九歳で亡くなった嶋橋伸之さんの母美智子さん(62)=神奈川県横須賀市=の手元に、表紙が黄ばんだ三冊のノートがある。嶋橋さんが生前、中部電力浜岡原子力発電所(静岡県浜岡町)で作業していた際に書き留めていた。二冊は研修ノート、残る一冊は一九八八~九〇年の間の業務日誌。研修ノートには、配線図や作業工程などが書かれていた。 ◆ 美智子さんは嶋橋さんの死後、会社の同僚や友人に息子のことを尋ねて回った。納得のいく答えは見つからなかった。息子を失って約八カ月が過ぎた九二年夏、そのノートを読み解いてくれる人を探し当てた。被ばく労働問題に詳しい慶応義塾大の藤田祐幸

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