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【読売新聞】 関東大震災直後の混乱の中、無政府主義者の大杉栄と妻で女性解放運動家の伊藤野枝が虐殺された「甘粕事件」。共に殺害された大杉のおい・橘宗一(当時6歳)の墓が、名古屋市千種区の覚王山日泰寺にある。保存会が半世紀にわたって毎年
橘宗一少年は,1917年(大正6)にアメリカ移民の父と大杉栄(おおすぎさかえ)の妹との間に長男として生まれた。 1923年(大正12),家族はアメリカから日本に帰国する。しかし,その年の9月1日に関東大震災が発生する。その際に少年は,横浜に滞在していた。おじの大杉栄に預けられていたのである。 大杉は無政府主義者で,当時の政府に警戒されていた人物の一人である。大震災の混乱の中,東京憲兵隊分隊長,甘粕正彦(あまかすまさひこ)は,大杉と青鞜社(せいとうしゃ)に参加し,婦人解放運動や社会主義運動に活躍した伊藤野枝(いとうのえ)と,この橘少年を逮捕し,虐殺した。世に言う「甘粕事件」である。
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