南アフリカのフレデリク・デクラーク元大統領の死去後に公開された動画メッセージからの一コマ。(c)FW DE KLERK FOUNDATION / AFP 【11月12日 AFP】南アフリカのフレデリク・デクラーク(Frederik de Klerk)元大統領が生前に残した動画メッセージが11日、亡くなった数時間後に同氏の財団により公開された。デクラーク氏はその中でアパルトヘイト(人種隔離政策)について改めて謝罪し、自らの汚点として強く意識していたことをうかがわせた。 デクラーク氏は同日朝、がんのため85歳で死去した。 デクラーク氏は、自身がアパルトヘイトを正当化し続けているとたびたび批判されてきたことに言及。「若い頃、アパルトヘイトを擁護していたことは事実だ」と認めた上で、「その後、私はアパルトヘイトが南アフリカの有色人種にもたらした苦痛と屈辱について、国民に何度も謝罪した。多くの人が私を