フランスでイスラム教の預言者の風刺画を生徒に見せた教員が殺害された事件を巡り、マクロン大統領が表現の自由を守るなどと発言したことを受け、中東やアジアのイスラム圏ではフランス製品の不買運動や抗議デモが相次ぎ、反発が広がっています。 ただ、イスラム教では、預言者を風刺画などで表現することは教えに反するとされており、イスラム圏では、マクロン大統領の発言はイスラム教への冒とくを容認したとする受け止めが出ています。 トルコのエルドアン大統領は26日、「マクロン大統領が主導する反イスラム政策とヘイト・キャンペーンを止めさせるべきだ」と批判し、国民にフランス製品の購入を控えるよう呼びかけました。 また、ヨルダンでもフランス製品の不買運動が呼びかけられ、首都アンマンのスーパーマーケットでは一部の商品が撤去されたほか、イラクでは、首都バグダッドにあるフランス大使館の近くで抗議デモが行われ、参加者がフランスの