極右政治団体・日本第一党党員らでつくるヘイト団体「日の丸街宣倶楽部」が5日、JR川崎駅前で無告知の街宣を行い、外国人への差別や憎悪をあおるヘイトスピーチを繰り返した。差別の禁止と根絶を掲げた市の条例施行後、差別主義者らの活動は常態化している上、巧妙化、過激化の気配も見せる。マイノリティー市民の平穏な暮らしを脅かす被害が続いており、市には条例に基づく抑止策が求められる。
NHK広島放送局によるツイッターを使った企画「ひろしまタイムライン」が、ヘイトスピーチを誘発するツイートを流したと非難されている。1945年当時の広島市民3人の日記をもとにツイッターで時系列をたどり、終戦直前から原爆投下、終戦の玉音放送、終戦後の行動などをリアルにたどろうというものだ。ヘイトスピーチを誘発するとされたのは、3人のうち13歳の旧制中学1年生のシュンによる6月16日付のツイートと8月20日付のツイートだ。 6月16日付のツイートでは、勤労奉仕に動員された少年が、朝鮮人労働者たちが「日本は負ける」と話しているのを聞いたとツイートしている。労働者たちの話す言葉から朝鮮人だとわかったとのツイートもあり、大きな蛇を取り合い、中学生が勝ったとの記述もある。8月20日のツイートでは広島から東京へ向かう列車で移動中の少年が、大阪で朝鮮人たちが大勢、傍若無人な様子で列車に乗り込んできたと記述。
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