韓国のキリスト教系カルトである統一協会については、日本でも多くの人間がその霊感商法をはじめとする犯罪行為を問題にして批判してきた。 が、日本で統一協会批判をしてきた人間達が全く気付いていない(あるいは意図的に無視している?)重大な問題がある。それは、韓国の正等派キリスト教界の腐敗堕落ぶりだ。韓国のプロテスタント(一般的に韓国ではキリスト教というと教勢が大きいプロテスタントの方を指す。韓国ではこれを改新教と言い、一方でカトリックは天主教と呼ばれる)大手教団の腐敗堕落ぶりははっきり言って言語を絶しており、旧軍事政権時代の政権との癒着、親日親米反共主義、北朝鮮に対するタカ派路線(北朝鮮に対する風船ビラ散布活動などはこうした韓国プロテスタント教会主流派が積極的に加担・主導している)、信者への無理な献金強要、教団資金不正流用疑惑、教団代表者の下半身スキャンダル、教団代表者への神格化教育、進化論など