小学校低学年では、本人が発達障害について理解するのは難しいでしょう。多少なりとも認識するのは、早くても小学校高学年からだと思います。 親が子どもに説明するにしても、「発達障害」という言葉を使う必要はないと思います。発達「障害」という言葉のインパクトが強すぎるからです。本人も拒否反応を示し、自分が発達障害だと認めたがらないかもしれません。 「あなたにはこういう特性があって、ほかの人とこんなふうに違うから、こんな場面ではこう気をつけたほうがいい」 このように、日常のトラブルについて解決していく具体的な話し合いをするのがいいと思います。 発達障害そのものの理解より、問題解決を優先しましょう。 発達障害とわかったらすぐ学校に相談 病院などで発達障害の診断がついたら、学校には伝える必要があります。学校にスクールカウンセラーが在籍する場合もありますし、その学校にいなかったとしても、定期的に近隣校のスク