在日米海軍と米海軍第7艦隊が、日本にいる兵士に出していた夜間禁酒令を昨年12月26日に解除していたことが分かった。神奈川県横須賀市の照会に対し、在日米海軍が18日、防衛省を通じて明らかにした。 在日米軍司令部が昨年10月に発令した夜11時から翌朝5時までの夜間外出禁止令は継続している。 禁酒令は、米兵による不祥事が相次いだことを受けて昨年11月25日に出された。午後10時から翌朝8時の飲酒を禁じる内容だったが、1カ月で解除されていた。米海軍司令部は「飲酒などに関する教育が完了したため」とし「内規は積極的に公表するものではない」と説明した。米海軍では、今月13日にも横須賀基地の兵士が酒に酔って民家に住居侵入した容疑で逮捕される事件が起きている。