【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長はロシア、ベラルーシ選手が参加した場合に来年のパリ五輪を不参加とする可能性を示しているウクライナに対し、ボイコットの脅しをやめるよう呼びかけたと9日、ロイター通信が報じた。 バッハ会長はウクライナ・オリンピック委員会のフトツァイト会長に向けた書簡で「(国籍などでの非差別を求める)五輪憲章の基本原則を守ることは全ての国内オリンピック委員会の責任だ」と主張した。
ソーシャルメディアは人を「非人間化」する兵器 ソーシャルメディアが我々に及ぼす影響の一つに、「非人間化」(※1)という大きな問題があります。ソーシャルメディアは兵器の一部です。たしかインターネットは軍事目的で作られたもので、この技術自体に数多くの軍事用途があります。 ソーシャルメディアがビデオゲームやドローン攻撃と同様に私たちを非人間化するのは、真の人間ではないステレオタイプなアイデンティティを作り出すからです。真に人間的な自己決定は、ステレオタイプなアイデンティティではなく、非常に複雑なアイデンティティによって決まる関数です。 ソーシャルメディアが私を非人間化するのは、私が私自身について「ステレオタイプなアイデンティティとは異なるもの」として考える自由を奪うからです。ソーシャルメディアは私の他者性を攻撃し、現実には私と共通点のない他の人々に私を似せていくのです。 ※注1:非人間化(deh
これから必要なのは、「平和」ではなく「戦争」をアップデートすること!? 実務家として紛争解決や武装解除をしてきた伊勢崎賢治と、コミュニティ分野での様々な企画を手掛けてきた伊藤剛。共に東京外国語大学大学院「平和構築・紛争予防コース」にて、平和コミュニケーションに携わる二人が、戦争とプロパガンダの関係について語り合う。(構成/山本菜々子) 伊藤 ぼくは、「戦争」と「平和」という概念について、ここ数年コミュニケーションの観点からもう一度考え直しています。よく伊勢崎さんは「平和運動家はどうしてセクシーじゃないのか」とおっしゃっていますよね。一方で、戦争はセクシーだと。それがどうしてなのかという根本の部分に繋がることです。 伊勢崎 確かに、「平和」より「戦争」の方がセクシーですね。 伊藤 伊勢崎さんのお話を伺って衝撃的だったのは、実際の紛争地では、戦争がファッションとしてかっこいいと思って軍隊に入る
military.comが兵士による敵戦死者への冒涜について報じました。その要点を紹介します。 アキレスがトロイの城壁の周りでヘクターの死体を引きずり回して以来、メッセージを送るか、復讐のために、戦士たちは打ち倒された敵の死体を冒涜して来ました。 アフガニスタンに派遣される前に戦時法を海兵隊に教えるポール・ハケット海兵隊予備役中佐(Lt. Col. Paul Hackett)は金曜日に、彼は海兵隊員の行動を許容しないことを明らかにしました。しかし、彼はあまりにも厳しく罰を与えないよう警告し、「若者に生きるために人を殺すように要求する時、それを制限するのには沢山の努力をします」。長い戦争の歴史の中では、この出来事は他の戦場の非道さに比べると色あせます。しかし、今回の一つの相違点は、インターネットの時代には、それはカメラで撮影され、すぐに全世界と共有されるということでした。心理学者でドレクセル
military.comによれば、米海兵隊は火曜日に、クリスマスツリーを飾る名誉負傷章(Purple Heart)を亡くなった1,150人の海兵隊員と海軍隊員に誤って送ったことを謝罪しました。 中央に名誉負傷章の像をあしらった金の装飾物は、連隊指揮官から受取人への手紙、身体再生プログラムの小冊子を含む海兵隊負傷戦士連隊(the Marine Corps Wounded Warrior Regiment)からの荷物の一部でした。荷物は亡くなった兵士に届けられました。海兵隊は月曜の夜に家族が連絡した時に間違いを知りました。「こうした間違いが英霊の家族に苦痛を引き起こしたことについて、我々がどれだけ申し訳なく思っているか、表現する言葉がありません」と連隊指揮官、ジョン・L・メイヤー大佐(Col. John L. Mayer)は言いました。「事件が起きた理由は言い訳をしません」。 連隊広報官、ジル
military.comが長崎市で行われた長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典について報じています。 この記事は、ジェームズ・P・ズムウォルト代理大使(U.S. Charge d'Affaires James P. Zumwalt)が、アメリカの代表として初めて式典に参加したことを伝えています。昨年、ジョン・ルース大使(Ambassador John Roos)がオバマ大統領の命で広島の原爆祈念式に参加したことも紹介しています。記事としては、何ら問題のないものだと思います。 しかし、先に紹介した広島の原爆祈念式典の記事(関連記事はこちら)に対するアメリカ人(主に軍人)の反応と同じく、原爆を投下しないと日本は降伏しなかったとか、核廃絶はアメリカの安全を脅かすという意見が多いのが気になります。最も古い発言から順番に、今回は飛ばさずにいくつかを紹介します。 cpjoe2007 Aug 9, 2011
所長 神浦元彰 軍事ジャーナリスト Director Kamiura Motoaki Military Analyst Column of This Month!VOICE OF Mr.KAMIURA Re:メールにお返事 日本や世界で現在進行形の最新の軍事情報を選別して、誰にでもわかるような文章で解説します。ホットな事件や紛争の背景や、将来の展開を予測したり、その問題の重要性を指摘します。J-rcomでは、日本で最も熱い軍事情報の発信基地にしたいと頑張ります。(1999年11月) 2011.05.23 届いたメール 旧日本兵の遺骨が埋められた場所は、おおかた私有地、政府の土地、ミリタリーの占有地に限られます。 私有地は土地の所有者に許可を貰えば、掘らせてもらえます。旧日本軍の掩蔽壕は、このような私有地の崖に多く、私も中に入り、缶詰の空き缶や、錆びた飯盒を見たことがあります。 しかし遺骨は
オバマ米大統領は東部時間5月1日深夜、国際テロ組織アルカイダの指導者オサマ・ビンラディン容疑者の発見と殺害を発表した。米政府は2001年9月11日の米同時多発テロなど複数のテロ事件の首謀として、同容疑者を重要指名手配していた。(gooニュース 加藤祐子) オバマ大統領はホワイトハウスで米東部時間1日午後11時半すぎ(日本時間2日午後0時半すぎ)から、約10分間にわたり声明を読み上げた。ホワイトハウス公式サイトが発表した声明の全文翻訳は次のとおり——。 「こんばんは。この夜、私はアメリカの人たちと世界に作戦実施のご報告ができます。アメリカは、何千人もの罪なき人々や子供たちの殺害に責任のあるアルカイダ指導者、オサマ・ビンラディンを殺害しました。 アメリカ人に対する史上最悪の攻撃によって、まぶしい9月の日が闇に落とされたのは、10年近く前のことでした。9/11の光景は私たち国民の記憶に焼き付けら
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