military.comがPTSD(心的外傷後ストレス障害)を負った帰還兵が仕事を得るために苦労している状況を報じました。 ノースロップ・グラマン社で働く、記憶障害を持つイラク帰還兵のリチャード・マーティン氏はMBA(経営学修士)の資格を持っていますが、PTSDと脳障害によって仕事を失うことを恐れています。彼は机の前に付箋を貼り、ヘッドホンで集中力が分散しないようにする工夫をしています。マーティン氏は幸運です。雇用者は「目に見えない傷」を持つ元兵士を雇う術を知らず、仕事ができないのではないかとか、ある日突然にキレるのではないかと心配しています。(文末の註釈も参照のこと) 陸軍負傷兵プログラム(The Army's Wounded Warrior Program)は、こうした傷痍軍人が仕事を見つけるのを手助けする仕事をしており、運営を開始した昨年以降、約90人の元兵士の就職を実現しました。負