明治神宮外苑地区の再開発で、文化財保護の提言活動を行う日本イコモス国内委員会は6日、記者会見し、再開発によって伐採する樹木を971本から556本に4割削減するとした事業者の説明について「根拠を確認できない」と反論した。地区全体では依然として1000本近い樹木に伐採・衰退の可能性があるとの試算を公表し、公開で共同現地調査を行うことを事業者に求めた。(森本智之)
東京湾に、これまで知られていなかった新種のカニが生息していることを、千葉県立中央博物館などの研究チームが突き止めた。発見場所は、東京湾アクアラインを望む浅瀬で、多くの人が訪れる潮干狩り場のそばだった。研究チームは「東京湾の干潟で、新種のカニが見つかるのは極めて珍しい」としている。 このカニはカクレガニ科の一種で、脚を広げた大きさは3センチほど。体は黄色がかった褐色で、脚にはフサフサとした毛が密生している。2010~12年にオス1匹、メス3匹が見つかった。いずれも、ゴカイの仲間が干潟の海底下に作ったトンネル状の巣の中に生息していた。 東京湾の干潟は、調査が頻繁に行われているが、ゴカイの巣穴に隠れてすんでいるため、長年見つからなかったらしい。
日本野鳥の会(佐藤仁志理事長)は23日、希少な野鳥などが生息・飛来する葛西臨海公園(江戸川区)に、2020年夏季オリンピックの東京招致計画で、カヌー・スラローム競技会場を建設するのはやめてほしいと、東京招致委員会(理事長・竹田恒和日本オリンピック委員会会長)と石原慎太郎知事に要請しました。 同公園の湿地と隣接する葛西海浜公園の干潟には、スズガモやカンムリカイツブリなど都のレッドリスト(保護上重要な野生生物種)に指定する野鳥が生息しています。ところが、東京招致委員会が今年2月、国際オリンピック委員会(IOC)に提出した開催計画では、人工的に設置された急流を下るカヌー・スラローム競技の会場を、観客席1万2000席の恒久施設として同公園に新設すると明記しました。失敗した16年招致時の計画でも同じ競技施設の建設を計画していました。 要請で日本野鳥の会東京の中村一也代表らは、同公園には東京23区で絶
東京都世田谷区八幡山のスーパー「パワーラークス世田谷店」の敷地の地中からラジウム226とみられる放射性物質が見つかった問題で、文部科学省などは2日、埋まっていた試薬瓶を回収した。瓶は透明で、中には塊状の茶褐色の物質が入っていた。埋まっていた瓶の口付近の放射線量は毎時40ミリシーベルトと非常に高かったが、取り除くと同2ミリシーベルトまで下がったため、同省はこの瓶の中身が放射性物質で、高線量の原因と確定した。 瓶は破損しており、周りの土ごと除去したが、まだ周囲の土壌に中の物質やガラス片が残っているという。今後さらに土を回収して、線量低下を図る。 一方、今回の掘削地点の近くの2カ所で、地表付近の線量が毎時8マイクロシーベルトと同12マイクロシーベルトの高い場所が見つかった。またスーパー敷地西側の道路でも地表で2マイクロシーベルトを計測した場所があった。これらの場所についても調査を進める。【野田武
ほとんどの在京メディアが騒がないので共産党の貴重な提言「東京都内各地の空中放射線量測定結果について」を見落とすところでした。放射線障害防止法など国内法で決まっている一般人の年間被ばく限度線量1mSvを、東京23区の東半分では超える恐れがあるとの指摘で、特に資料③の放射線量分布マップは必見です。 ずっと前から東大の「環境放射線情報」で、本郷(3)地点の線量が0.12μSv/hを維持しているのが気になっていました。これが年間被ばく限度線量1mSvに相当するからです。共産党が都内各地で組織的に測定した結果が上のマップになっていて、本郷は境界線付近にあり、特異点ではなかった訳です。これは真剣に詳細な測定をすべきです。1mSvを超える地域ではそれなりの自衛策を考えるべきですし、人口密度が大きい都内に高線量ホットスポットでもあると困ります。 毎日新聞都内版の《東日本大震災:共産党都議団、放射線量公表
3月17日東京新聞の直球記事「築地移転先、地震で弱点露呈 豊洲が液状化」は強烈で正確 | Like a rolling bean (new) 出来事録 東日本震災の計り知れない苦しみと被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。 さらに原発震災という最悪の事態発生への無力さ、まさにずっと考えていた危機がより細密に、さらにいくつものシナリオが並行してやってきています。こうして被災者を郁恵にも苦しめる現実、また、それよりはるかに恵まれた東京にいながらも尋常でない恐怖があり、ただ、しかしそうした念を抱く自分が許せないとも感ずる苦しさがあります。 こうした事態を導いたのは、政官財の癒着による原子力ルネサンスなるものの嘘偽りと傲慢です。 メディアの力で「便利な生活に安住した一般市民」に多くの罪の意識が被せられる気配がありますが、とんでもない話です。 あまりに多くの人々、さらに地球全体が踏みにられ
今までも原子力について反対だ、と述べてきた。そう考えている理由としては、 ・「本質的に」事故時のダメージがデカイ ・事故時以外にも多大な問題、とりわけ社会構造に密接に関連する問題を生じる そして、 ・すでに古臭い というのがある。 まず、本質的に事故時のダメージがデカイ、について。よく原発推進派と原発反対派での討論を見ると、「原発は危険だ」「いや、安全だ」の水掛け論に終始することになる。いや、実際、「水掛け論に終始」するなら本当は問題は少ないのだが、討論が水掛け論にも関わらず原発の建設はバンバン進んでいってしまう状態である。まあ、それはおいとくとして、自分の認識はこうだ。 「可能性のあることは、必ず起こる」 これはあらかじめ述べておくと、自分の認識に過ぎない。だが、結構当たっていると考えている。 もともと、自分は物理学を目指した事もあって原子力については賛成の立場だった*1。原子力は未来の
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