「海外メタルバンドの真似をして日本人が十字架焼いたりマリア像を破壊しても意味がない。日本人なら炊き立てのごはんを床に全部ぶちまけろ」という話が流れてきましたが、何かもっと、核心的なタブーを忘れている気がする…肖像画を燃やしたり小説中で殺したりするとリアルに命を狙われるやつ…
天皇制批判の常識 (新書y) 作者: 小谷野敦出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 2010/02/06メディア: 新書購入: 1人 クリック: 84回この商品を含むブログ (13件) を見る 「なぜ天皇制廃止論なのかと言えば、人は生まれによって差別されるべきではない、と考えているからである。」という明快な論理に貫かれた本。 この明快な論理によって、天皇をめぐる日本論壇の左右を問わぬグダグダぶり、不誠実ぶりが炙り出される。 私は小谷野氏とは「嫌いな知識人」の好み?が合うこともあって、たいへん面白く読んだ。ただ、章立てをもう少し細かく、例えば第一章と第三章はそれぞれ二分割した方がよかったと思う。 以下、内容をざっとたぐっていくと……。 国にとって都合がいいのは適度に左翼な人という事実。 天皇は君主であると同時に宗教でもある。 近代「天皇制」以前に「天皇制」はなかった。近世の日本における天皇の認
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