変異した新型コロナウイルスが国内の空港の検疫でも確認され、政府は水際対策をさらに強化しています。ウイルスが見つかった国からの入国の制限を26日から強めたほか、変異したウイルスかどうかを速やかに確認するための体制整備を進めています。 今月、国内の空港に到着した男女5人が、イギリスで感染が広がっている変異した新型コロナウイルスに感染していることが初めて確認されました。いずれも空港の検疫で陽性が確認されホテルに滞在していたため、厚生労働省は国内でほかの人に感染させるおそれのある接触はなかったとみています。 政府は空港の水際対策をさらに強化しています。 イギリスからの入国については日本人や在留資格を持つ外国籍の人を除いて24日から新規の入国を拒否していますが、変異したウイルスが見つかった南アフリカについても26日から同じ措置をとっています。 日本人や在留資格を持つ人にもこれまで免除していた14日間