北朝鮮が12月12日に打ち上げたテポドン2号(銀河3号)について、簡単にまとめてみます。 今回、打ち上げ時期について、韓国が間違った報道を行い、それが韓国政府の情報部門が間違った分析をして、それが韓国政府経由で報道機関に伝わったためであることが分かりました。私も、まさか韓国が情報分析を間違えるとは考えませんでした。 しかし、韓国筋から流れる「奇襲」「不意を突かれた」といった意見は聞くに値しません。韓国は、ことあるたびに嘆きたがる国であり、その点では日本とよく似ています。国防上の失敗となれば、その嘆きはなおさらです。そこで、敵の謀略説を主張し、納得しようとするわけです。言うまでもなく、これは後ろ向きの反応であり、意味のない行為です。それに、いくら発射台上でトリックを仕掛けても、打ち上げの直前にはロケットを追跡する電波などが放出されるなどの変化があるのであり、本当の意味での不意打ちはあり得ませ