インド・スリナガル上空を飛行するインド空軍機(2020年9月2日撮影)。(c)Tauseef MUSTAFA / AFP 【9月2日 AFP】(写真追加)インド軍の特殊部隊に所属するチベット出身の兵士が、ヒマラヤ(Himalaya)地域にある中国との係争地で殺害された。チベット亡命政府が1日、明らかにした。国境係争地では、中印両軍の衝突が相次いでいる。 国境地帯では過去48時間で衝突が2件発生していたが、死者が報告されたのはこれが初めて。少なくともインド兵20人が死亡した6月の衝突から、わずか2か月余り。両国の緊張は高まっている。 中国とインドは、互いに相手側が8月29日と31日に領土獲得のため、ラダック(Ladakh)地方にある非公認の国境を越えようとしたと主張している。 両国共に死傷者の発表はしていないが、チベット亡命議会のナムギョル・ドルカー・ラギャリ(Namghyal Dolkar