アフガニスタン反政府勢力タリバンが制圧した首都カブールから大使館員などを優先的に退避させるため米軍は16日、カブール国際空港を管理下に置いた。タリバンを逃れようと必死のアフガニスタン市民が飛行機によじ登ろうとするなど、大混乱が続いている。
アフガニスタン北部クンドゥズで、米軍に誤爆された国際医療支援団体「国境なき医師団(MSF)」の病院(2015年11月10日撮影)。(c)AFP/Najim RAHIM 【12月2日 AFP】アフガニスタンで起きた米軍機による病院誤爆について、専門家らは、米軍による原因調査で挙げられたミスはあまりにも「無謀」なものであり、旧支配勢力タリバン(Taliban)掃討に必死になるあまり規則を意図的に破ったのではないかという不穏な疑問を浮かび上がらせていると指摘している。 アフガン北部クンドゥズ(Kunduz)で国際医療支援団体「国境なき医師団(MSF)」が運営していた病院は、10月3日に米軍の爆撃を受け、30人が死亡した。タリバンはこれに先立つ9月末、クンドゥズ州の州都である同市を一時制圧し、2001年に政権を奪われて以降、最大となる軍事的勝利を収めていた。 ジョン・キャンベル(John Camp
military.comによれば、アフガニスタンでタリバン兵の死体に放尿し、写真にポーズを取った米海兵隊員に対して、海兵隊は軍事裁判が木曜日に発表した刑を縮小する決定をしました。 海兵隊広報官、ショーン・ギブソン大佐(Col. Sean Gibson)は、リチャード・ミルズ中将(Lt. Gen. Richard Mills)が軍事裁判が開かれる前に、ジョセフ・W・チャンブリン2等軍曹(Staff Sgt. Joseph W. Chamblin)が受ける刑は最大で500ドルの減給と3等軍曹への降格とすることに同意しました。 事前の同意を知らなかった裁判官は、禁固30日間、拘束60日間、6ヶ月間500ドルの減給、罰金2000ドル、軍曹よりも給与等級が低い伍長への降格という、より厳しい判決を出しました。 ギブソン大佐は処罰がミルズ中将が裁判の前に設定したものに限られると言いました。ミルズ中将は戦
military.comによれば、『ハートロッカー』の監督、キャスリン・ビグロー(Kathryn Bigelow)が、オサマ・ビン・ラディン(Osama bin Laden)殺害を描いた映画『ゼロ・ダーク・サーティ(Zero Dark Thirty)』にニューヨーク映画批評家協会賞、最優秀作品賞が、撮影賞にグレッグ・フレイザー(Greg Fraser)与えられました。 「『ゼロ・ダーク・サーティ』はキャスリン・ビグローの優れた才能を確認します」と協会長のヨシュア・ロスコフ(Joshua Rothkopf)は言いました。「『ゼロ・ダーク・サーティ』は非常に重要な映画です。それは控えめであり、今でも重要な事件のとても重要なドラマ化です。そして、我々はこの作品に打ちのめされました」。 この作品の日本配給は、ギャガに決まったようです。どんな宣伝活動が行われるかは分かりませんが、作品の内容に沿ったも
military.comによれば、アフガニスタン軍兵士が同軍兵士を殺す事件が増えています。 アフガン人の兵士や警察官は35件の事件で同軍53人を殺し、22人を負傷させました。今年、アフガン兵に殺害されたNATO軍兵士は少なくとも40人です。自軍による攻撃は「green-on-green」と呼ばれていますが、どちらも「insider」による攻撃に分類されており、過去2年よりも大きく上昇しました。当局は欧米軍への攻撃の多くは個人的な対立が原因で、アフガン人同士の殺害の多くはタリバンの浸透にまったく脆弱であるためだとしています。 気になる話しです。タリバンのアフガン軍への浸透は以前から言われていました。入隊して適当なところで兵士を殺して逃げるサボタージュ戦術です。米兵への攻撃は、米兵がアフガン人を尊重せず、恨みを買うのが主な原因でしょう。イラクでも繰り返されたことです。同じことが延々と繰り返され
CV-22墜落は フライトマニュアルが引き起こした 2010年4月9日、新しい空軍ティルトローターCV-22がアフガニスタンで墜落しました。米兵4人が死亡して16人が負傷し、大半は重傷でした。物議を醸した調査は、墜落の結果は、主にフライト事故レコーダーが消失し、生き残った副操縦士が記憶喪失を主張したために不明だと結論しました。しかしながら、ビデオ記録は明確にティルトローターを上向きにした直後に岩のように墜落したことを示します。CV-22の墜落は単に行うべきでない時にホバリングしようとして起きたことを明らかです。 パイロットのランデル・B・ヴォアス少佐は空軍で最も経験を積んだCV-22のパイロットのひとりでしたが、V-22は重い荷物を積んでいる時にホバリングすることはほとんどありません。彼はティルトローター固有の危険に遭遇しました。ヘリコプターはホバリングする力を失うと上昇できません。しかし
朝日新聞が、2010年4月9日にアフガニスタンで墜落したCV-22を調査した米空軍のドナルド・ハーベル准将に関する記事を紹介しました。 ハーベル准将はエンジン不調が原因だという報告書をまとめたところ、上官から内容を変更するように圧力をかけられたということです。奇しくも、先日紹介した元海兵隊将校カールトン・メイヤー氏の同じ事故に関するレポートは、このハーベル准将の報告書を厳しく批判しています(記事はこちら)。私はこの記事を翻訳して紹介しようと考えており、現在、転載の許可をメイヤー氏に依頼中です。返事が来るかどうかは分かりませんが、今回のその要旨を紹介します。 ハーベル准将が報告書にあげた潜在的な事故原因は12種類にも及びます。その上で、「私は明らかで、納得できる証拠で、この事故の原因を特定できませんでした」と、どれが原因かを特定することを避けています。さらに、12種類の事故原因の中にエンジン
米空軍の新型輸送機オスプレイがアフガニスタンで不時着して4人が死亡した一昨年の事故で、事故調査委員長を務めた空軍幹部がエンジンの不調が事故につながったという報告書をまとめたところ、内容を変更するよう上官から圧力をかけられたことが分かった。 2010年9月まで、空軍仕様のオスプレイCV22を運用する空軍特殊作戦司令部に勤めたドナルド・ハーベル退役准将が、朝日新聞に証言した。ハーベル氏は、同年4月にアフガン南部で起きた事故後に調査委員長に任命され、8人のスタッフと原因を調べた。 事故では20人の乗員のうち、操縦士ら4人が死亡。アフガンに配備されたCV22の初の死亡事故だった。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら 関連記事オスプレイ積み込み、米軍が写真公表 24日にも岩国
最近、アフガン兵や警察官が米兵を攻撃する事件が続発しています。 military.comによれば、水曜日に夜襲に参加していたアフガニスタンの特殊部隊の隊員が米兵を攻撃し、合計で4人を殺しました。 カンダハル州のシャー・ワリ・コト(Shah Wali Kot)の警察本部長、パチャ・カーン(Pacha Khan)は、この事件で米兵1人、アフガン兵2人、通訳1人が死亡したと述べました。米軍は初期の声明で、アフガン軍の軍服を着た男が発砲を始めた時に連合軍兵士1人が死亡し、射手はすぐに反撃で死亡したとだけ述べました。「彼らは夜襲の一翼を担っていました」「結果として、アフガン特殊部隊のメンバー1人が発砲し、通訳と共に米軍特殊部隊を殺しました」「反撃がアフガン兵2人を殺しました」。 military.comによれば、この事件が起きた日には別の発砲事件も起きていました。 米兵2人はカンダハル市の近くで水曜
military.comによれば、アフガニスタンで17人を殺害したロバート・ベイルズ2等軍曹(Staff Sgt. Robert Bales)は、飲酒中の暴力的な振る舞いを含むアルコール中毒の危険因子を示しました。しかし、陸軍がこの行為を知っていたかや、彼が治療を受けたことがあるかは不明です。 発砲の動機は明らかにされていませんが、ニューヨークタイムズ紙は、ベイルズが事件の夜に他の兵士と共に酒を飲んでいたと虐殺事件の直後に報告されたという匿名の軍高官の発言を引用しました。 2001年11月に陸軍に入隊したベイルズは5件の犯罪歴があり、4件はアルコールに関連したものでした。 1998年にフロリダ州の海岸でアルコールを所持して召喚状を受ける。 2002年にタコマのカジノで飲酒して警備員2人と喧嘩して逮捕。 2005年にワシントン州ピアス郡で飲酒運転の容疑で逮捕。 2008年に地元ボーリング場で
military.comによれば、ロバート・ベイルズ2等軍曹(Staff Sgt. Robert Bales)が米兵の注意をひくことなく襲撃を行った方法について疑問を提起しています。 訴状は事件が起きた順序やその内容を含んでいませんでした。ベイルズはブランディ村(Balandi)とアルコザイ村(Alkozai)でアフガニスタンの子供9人と大人8人を殺したとされます。調査官たちはベイルズが一つの村で人々を殺してから基地に戻ったと考えています。調査に関与している米当局者は、彼らはベイルズがなぜ基地に戻ったか、どれだけ長くそこにいて、何をしたかは分かっていないと言いました。彼は2度基地を出て、基地に戻る前にもう1つの村で民間人を殺しました。彼が2度目に基地に戻る途中、米軍の捜索隊が彼を発見しました。彼は戦うことなく降伏したと報告されました。米当局者は、ベイルズは最初に基地を出た時に9mm拳銃とグ
military.comによれば、ロバート・ベイルズ2等軍曹が17件の殺人罪、6件の殺人未遂で起訴されることになりました。 殺人と殺人未遂に加え、6件の加重暴行、その他の軍規違反数件を含むと、匿名の当局者は言いました。軍は木曜日に成人の死者数を理由を説明することなく1人増やしました。米軍が虐殺現場に到着する前に死者が埋葬されたことはあり得ます。攻撃による負傷者は6人です。 ベイルズの弁護士、ジョン・ヘンリー・ブラウン(John Henry Browne)は公式に訴状を入手していないので、コメントはしないと言いました。彼は木曜日に検察官と話し、検察官は金曜日に正式に起訴すると言ったと言いました。 ベイルズが戦友の負傷について見たことについては矛盾する報告がありました。国防当局者はパンジャイ地区(Panjwai district)のベイルズの部隊の兵士が3月11日の発砲事件の1〜2日前に脚に負
military.comによれば、ロバート・ベイルズ2等軍曹(Staff Sgt. Robert Bales)の弁護士、ジョン・ヘンリー・ブラウン(John Henry Browne)は、ベイルズが事件の夜の記憶がほとんどないと述べたと言いました。この声明は、ブラウン弁護士がベイルズに面会した後のものです。 ブラウン弁護士と弁護団のメンバーは今週さらにベイルズと面接をする予定だと言いました。 一方で、銃後でのベイルズのトラブルについてさらに詳細が明るみに出ました。記録は彼が十年近く前に、証券詐欺で有罪になり、仲裁裁定により150万ドルを負ったことを示します。裁定はオハイオ州コロンバス市の男性が、2003年にベイルズが株式仲買人として働いていている間に、彼と彼の妻を騙したと申し立てたことに起因しました。 ブラウン弁護士は弁護を始めるために、月曜日に初めて格子越しに依頼人と面会しました。彼はベ
military.comがロバート・ベイルズ2等軍曹(Staff Sgt. Robert Bales)の人物像についてさらに報じました。 オハイオ州シンシナティ(Cincinnati)郊外の同級生と隣人は、ベイルズを障害を持つ子供の面倒を見て、近所でトラブルを起こす者を見張る、楽天的な高校のフットボール選手として記憶しています。しかし、法廷の記録とインタビューは、10年の軍歴を持つ兵士イラクとアフガンへの4回の派遣の後で善行で何度も表彰されている古参兵は、フロリダ州での投資の仕事が駄目になった後で陸軍に入隊し、シアトル地区の家が接収され、その他のことで支払いに奮闘し、1年前に昇進と転属に失敗していることを示しました。 法廷の記録は、彼の法的トラブルにはガールフレンドへの暴行、当て逃げ事故、軍服を着て出血しながら森へ逃げ込んだことを含みました。彼は車の中で眠り込んだと警察に話し、罰金を払って
military.comによれば、アフガニスタン人16人を虐殺した米兵は米国内の軍刑務所に移送される途中です。 匿名の国防当局者は、兵士はカンザス州のフォート・レヴェンワース基地(Fort Leavenworth)に向かう途中にあります。クウェート軍は金曜日に声明の中で兵士が同国を去ったと言いました。国防当局者は、容疑者の移動は起訴の発表が迫っていることを意味しないと言いました。 兵士の弁護人、ジョン・ヘンリー・ブラウン弁護士(John Henry Browne)は、法務部長は容疑者が飛行の準備中か途上であることを理由に、午前6時のテレビ会議をキャンセルしたと言いました。ブラウン弁護士はパートナーのエマ・スキャンラン弁護士(Emma Scanlan)と共に来週、容疑者に面会すると言いました。 ブラウン弁護士は乱射事件の前に、兵士が友人の脚が吹き飛ばされるのを見たと言いました。ブラウン弁護士
アフガニスタン人16人を虐殺した米兵に関する続報は少なく、同じ記事の再掲載のようになっています。 military.comによれば、容疑者の兵士は狙撃兵の訓練を受けていて、最近、イラクで脳外傷を負っています。 車両事故は戦闘に関連しない出来事で、怪我の範囲やその後の異常な行動との関連は不明です。 被害者のモハマッド・ザヒル(Mohammad Zahir)が事件について語りました。 深夜に米兵が家に乱入し、部屋を捜索し、それから跪いて、寝室から出てきた彼の父親の腿を撃ちました。「彼は何も持っていませんでした……お茶のカップすら」。 容疑者の兵士は11年の軍歴を持つ2等軍曹で、イラクに2回派遣されています。国防総省は、兵士の氏名を起訴前に公表するのは不適切としています。 兵士は12月3日に、ルイス・マッコード合同基地(Joint Base Lewis-McChord)の第2歩兵師団第3ストライ
国内でも報道されていますが、アフガニスタンのカンダハル州(Kandahar province)で米兵が乱射事件を起こし、アフガン人16人が死亡しました。情報はまだ錯綜しているようですが、初期情報を押さえておく必要はあります。今後の続報にも注意していきます。 BBCの記事から事件をまとめてみます。 事件が起きたのはパンジャイ地区(Panjwai district)、アルコザイ村(Alkozai)とネジーバン村(Najeeban)で、米軍基地から500mの位置にありました。死者は16人(子供は9人)、負傷者は5人。一部の死体は火をつけられました。氏名不詳の兵士は軍曹と考えられ、事件後に基地に戻り、そこで逮捕されました。 地元当局はこの兵士は午前3頃に基地を出たと言いますが、少なくとも1人の目撃者が彼が1時間早く襲撃したと言います。地元住民は深夜に航空機が頭上を通過するのを聞き、01:00〜01
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アフガニスタン内務省で米軍人2人が射殺された事件について、military.comの記事を要約してみました。 土曜日に銃撃者が厳重に警護された政府施設内でアメリカ人顧問2人を殺し、逃亡しています。アフガン当局者2人は省内での発砲にアフガン人は関与していないと言いました。当局者の1人は、発砲がアフガン人職員が入室できない防護された部屋の中で起きたと指摘しました。NATO軍は2人の隊員が死亡したことを認めましたが、広報官のジミー・カミングズ中佐(Lt. Col Jimmie Cummings)は「職報告は西欧人の発砲者ではなかったことを示します」と言いました。彼は詳細は提供しませんでした。匿名の米政府当局者は殺された2人がアメリカ人であることを認めました。国防総省広報官、ジョージ・リトル(George Little)は「襲撃者は不明ですが、誰が犯人かを特定する積極的な捜索が進行中です」と言いま
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