在日コリアンの方々に罵詈雑言を投げつけていた男性に関する記事が話題になっている。これだ(記事タイトルを一部改変)。 ネットでヘイトスピーチを垂れ流し続ける中年ネトウヨの正体【前編】 ネットでヘイトスピーチを垂れ流し続ける中年ネトウヨの正体【後編】 力作である。著者の安田浩一さんのルポライターとしての力量を見せつける迫真のレポートと言っていい。 この記事で取り上げられている男性については、そのツイートがたまにリツイートされてくることもあり、ぼくも以前から知っていた。その内容は本当に酷く、まさにヘイトスピーチと呼ぶよりほかにないものだった。それゆえ、この男性が安田さんの取材によって追い詰められていく様子に、ある種のカタルシスを感じたことは否定しがたい。 その一方で、この記事を読んで微妙な居心地の悪さも感じた。それは安田さんが男性の正体を探り当てる手法に起因している。男性のネットへの書き込みから
大津市の中学生いじめ自殺事件で「加害者」とされた生徒の実名がフジテレビのニュース番組からネット上に流出した問題で、BPO『放送倫理・番組向上機構』の「放送と人権等権利に関する委員会」は、「人権への適切な配慮を欠き、放送倫理上問題がある」とする見解を8月9日に発表した。 テレビの放送では、本人が承諾しない限り、個人の名前や顔などのプライバシーは守られる。例外的に承諾なしに名前や顔を報道して良いのは犯罪にかかわった「容疑者」「被告人」のケースと国会議員など「公人」にあたるケースだけで、それも成人のみだ。未成年の場合は、たとえ犯罪の加害者であっても氏名や顔をそのまま放送することは許されない。 大津市の中学生いじめ自殺事件は、2011年10月、市立中学2年生の男子生徒が自殺した出来事で、事件後に学校が実施した全校生徒のアンケート結果などから以下の事実がこれまで報道されている。自殺した男子生徒は、数
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