当時はヘタリアは許されていたみたいな意見があるけど、私はヘタリアこそ日本のオタクコンテンツが歴史修正主義方面へと決壊する剣が峰だと「当時から」主張していたし、事実ヘタリアの成功がストパンガルパン艦これといった世界史1ビット脳コンテ… https://t.co/QlWMUgdqtP
ドイツ国防軍で最も有名な将軍と呼ばれたエルヴィン・ロンメル。その英雄像から生まれた数々の俗説を打破し、読者に新鮮な驚きを与えた『「砂漠の狐」ロンメル』(角川新書)。また、歴史に埋もれた戦場、いや地獄を我々の前によみがえらせ、「新書大賞2020」の大賞を受賞した『独ソ戦 絶滅戦争の惨禍』(岩波新書)。新書市場の話題を席捲している大木毅氏が、新刊『戦車将軍グデーリアン 「電撃戦」を演出した男』(角川新書)を上梓した。 第二次世界大戦下、ドイツ装甲集団を率いた将軍にして、「電撃戦」の生みの親とされ、連合軍からも名将とされたグデーリアン。本書は、“伝説”となった戦車将軍の作られた仮面をはぎ、虚実を明らかにした一冊となっている。ロンメルと同様に、グデーリアンの研究もまた日本では遅れ、とうに否定されている“伝説”が未だに独り歩きしているというのだ。なぜ、日本ではかくも歴史が歪曲して語り継がれるのか?
拙著『独ソ戦 絶滅戦争の惨禍』(岩波新書)を上梓してから、およそ3 か月になる。幸い、ドイツ史やロシア・ソ連史の専門家、また一般の読書人からも、独ソ戦について知ろうとするとき、まずひもとくべき書であるという過分の評価をいただき、非常に嬉しく思っている。それこそ、まさに『独ソ戦』執筆の目的とし、努力したところであるからだ。 残念ながら、日本では、ヨーロッパにおける第二次世界大戦の展開について、30 年、場合によっては半世紀近く前の認識がまかり通ってきた。日本のアカデミズムが軍事や戦史を扱わず、学問的なアプローチによる研究が進まなかったこと、また、この間の翻訳出版をめぐる状況の悪化から、外国のしかるべき文献の刊行が困難となったことなどが、こうしたタイムラグにつながったと考えられる。もし拙著が、そのような現状に一石を投じることができたのなら、喜ばしいかぎりである。 しかし、上のような事情から、日
「続きを読む」以下でよく資料として使う過去記事や代表的な記事のリンクをまとめています。 (2024年8月24日更新) ロシアの格闘技・システマの練習参加について 東京都杉並区でロシア武術システマを教えています。 スケジュールや練習場所は以下のブログで告知。 >>システマ杉並 過去記事まとめ 格闘技関係 格闘技、武術いろいろ 『MASTERキートン』の「ナイフは至近距離なら銃より速い」は本当か 知らないようで知っているようでやはり知らないロープでの戦い方 動画を例にナイフの逆手持ちの意義を書く 現代戦の武器としての斧 中ソ国境紛争と中国の軍隊格闘技 フィクションにおけるナイフ格闘のリアリティとリアル 映画の優れたナイフ格闘シーン紹介、続・映画の優れたナイフ格闘シーン紹介 集団で戦え〜第二次大戦の銃剣集団戦術から〜 警察官と刃物の脅威 第二次世界大戦下の軍隊格闘技と女性護身術 ダイバーのナイフ
名古屋市長の河村たかし氏の政治家としての起点は、民社党の春日一幸委員長の秘書からになります。「(現)民主党=(旧)社会党」というレベルのウヨ知識しか持たない人は知らないでしょうが、民社党と言えばかなりの右派政党*1で春日一幸氏も反共右派と知られる政治家です*2。 春日氏は1989年に死去し、冷戦終結後の政界再編で民社党は解党。その前後に河村氏は日本新党などに鞍替えしていますが、結局は民社党の吸収先である新進党に入り、民主党へと入ったのです*3。 河村氏の経歴から見て、南京事件否定論がその口から語られるのは何の不思議もありません。 現実問題として公人による歴史修正主義発言が容認、黙認、放置されているのは、メディア、あるいは学会など専門家の責任と言うこともでき、一般人自身が興味を持っていないという意味での責任もあるでしょう。公人自身の歴史観に負うところも大きいでしょう。 しかし、個人的な意見な
2004年9月18日、ソウル大学校ジェンダー研究所と社会史研究会共催のセミナーでおこなった報告の原稿に、2005年6月12日に「追記」を付加した。 日本軍の慰安所政策について 永井 和 (京都大学文学研究科教授) この報告は、永井和「陸軍慰安所の創設と慰安婦募集に関する一考察」『二十世紀研究』創刊号、2000年をもとに、一部補足したものである。 はじめに 問題の所在 Ⅰ.警察資料について Ⅱ.陸軍慰安所の創設 Ⅲ.日本国内における慰安婦募集活動 1.和歌山の誘拐容疑事件 2.北関東・南東北での募集活動 Ⅳ.地方警察の反応と内務省の対策 おわりに 補論:陸軍慰安所は酒保の附属施設 追記(2005年6月12日記) 注 はじめに はじめまして、永井和と申します。日本の京都大学で日本現代史を教えております。しばらくの間、おつきあいをよろしくお願いいたします。まず、この研究会にお招きいただき、報告す
通州事件に関する情報が通州外に届いたのは、7月29日正午ごろ日本軍偵察機による報告が最初と見られます。しかし、29日中は航空機のみの情勢把握が行われただけで、ある程度の詳細が知れるのは翌30日午前1時半ころの通州城内の日本軍守備隊との通信によってです。 この通信も無線通信で情報量には限界があり、そもそも日本軍守備隊が兵営から出られない状況でしたから、居留民の被害についてはほとんどわかりませんでした。 居留民被害について明らかになるのは7月30日の夜明け以降で、通州外部からの救援が到着するのは30日午後4時になってからです。 報道機関が被害状況を現地取材したのは8月2日以降で、取材結果が報道されたのは8月4日以降です*1。 通州事件の詳細がまだ報道されていなかった8月2日、以下のような通信が上海の日本大使館付武官から発せられました。 通州事件其他に関する報道の件 【 レファレンスコード 】
10月3日(日) 最近、気になる女性が2人いる。ひとりは、中国外務省報道官。もうひとりはクリントン米国務長官だ。 中国のあの方は、用意した原稿を単純に読み上げていて、やたらと自信ありげな様子ではあるが、むしろ裏表のないような印象も受ける。 一方、クリントンさんは、9月初旬の外交演説で同盟国との絆の重要性を語った際に、韓国を日本よりも先に呼んだことは記憶に新しい。 それゆえに、尖閣問題について日米同盟の範囲内と言ったとしても、「なんか妙に素直で怖いような・・」と思ってしまうのは、別に女心に詳しくなくとも、外交の常道からすれば普通の感覚と言えるだろう。 その予感はイランで的中したようだ。イランのアザデガン油田から日本の国際石油開発帝石が撤退することになった。 米国がイランに対する制裁を強めていることが原因だが、日本がイヤイヤながらも撤退を決意した背景には、先の「クリントン発言」で借りを作ったこ
今、日本という国は、東アジアの軍事バランスの変化により、自立した国家へと変貌を遂げることを迫られています。最低限でも自分の国を自分で守ることが出来るようにならなければなりません。当ネットワークでは、この日本が一日でも早く自立した国家となるようシンポジウムやセミナー、勉強会などを通じて啓蒙活動を展開して参ります。「沖縄と共に『自立国家日本』を再建する草の根ネットワーク」のホームページにお越しいただきありがとうございます。 今、日本という国は、東アジアの軍事バランスの変化により、自立した国家へと変貌を遂げることを迫られています。最低限でも自分の国を自分で守ることが出来るようにならなければなりません。当ネットワークでは、この日本が一日でも早く自立した国家となるようシンポジウムやセミナー、勉強会などを通じて啓蒙活動を展開して参ります。 特に沖縄を覆う「被害者史観」「中国ルーツ史観」からくる誤った平
この記事は日中戦争を中国による日本侵略だと言う人々 - 模型とかキャラ弁とか歴史とかで取り上げたような「日中戦争は中国による日本への侵略戦争だ。なぜならそれは中国の先制攻撃であり、ゆえにパリ不戦条約で定義された侵略戦争にあたるからだ」というような主張に対する反論記事です。 パリ不戦条約(ケロッグ‐ブリアン条約) パリ条約、パリ不戦条約とも呼ばれるケロッグ‐ブリアン条約に関する百科事典での記述は以下のリンクから読むことができます。 http://100.yahoo.co.jp/detail/%E3%82%B1%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%B0%E2%80%90%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%B3%E6%9D%A1%E7%B4%84/ この記述は短くもよくまとまった解説だとは思うのですが、この記事の題材的には説明が不足しています。そこで、
「河野談話」について知っておくべきたった六つのこと(三分で読めるよ!) 台湾における「慰安婦」の強制連行 無責任きわまりない「河野談話撤回」論者たち 「完全否定」なんてブチあげていいの? 「証拠を出せ? 出したらちゃんと自分の目で見るんだろうな?」その2 「証拠を出せ? 出したらちゃんと自分の目で見るんだろうな?」その3 「証拠を出せ? 出したらちゃんと自分の目で見るんだろうな?」その5 「証拠を出せ? 出したらちゃんと自分の目で見るんだろうな?」その6(追記あり) 『「村山・河野談話」見直しの錯誤』ほか 「証拠を出せ? 出したらちゃんと自分の目で見るんだろうな?」その7 「証拠を出せ? 出したらちゃんと自分の目で見るんだろうな?」その8 「証拠を出せ? 出したらちゃんと自分の目で見るんだろうな?」その9 「証拠を出せ? 出したらちゃんと自分の目で見るんだろうな?」その10 「証拠を出せ?
固有名詞としての「南京大虐殺」 南京からベイルートへの道 南京事件否定論の背景と日本政府の不作為 「南京事件はマボロシだ」ということを証明せよ、という要求は「悪魔の証明」の要求ではない 南京事件否定論と本質主義 14万人と7万人、30万人と… 「命令」という観点からみた南京事件 「きい」弾を装備していた上海派遣軍 「民主的統制」としての「戦争犯罪追求」、あるいは一文にもならない南京事件否定論 第十軍法務部陣中日誌から推定する、中支那方面軍の「犯罪率」 板倉由明が「適性派(ママ)」じゃまずいでしょう、山本さん 日本人が「虐殺」なんてするはずない、だって? 映画『南京の真実』スタッフブログより 「差分」事件に関連する一連のエントリ 「上限」の問題 ちなみに… 「ありえない」論法と否定論存続の背景 否定論のインチキのサンプル 「悔恨」はどのように表現されるのか ポモ系リベラルは気楽な稼業と来たも
歴史修正主義の一大トピックである「南京事件」にモチーフを絞り、日本軍史料から同事件を実証的に考察しつつ、南京事件否定論が「偽りの問題設定」の上に構築されていることを明らかにしていく。 時間がないかたはこのエントリをお読みください。 「南京事件「どっちもどっちなので保留」派は日本側史料を読むといいよ」 http://d.hatena.ne.jp/bluefox014/20090602/p1 南京事件関連 南京事件は、日本軍の「自国兵士への虐待」から始まった http://d.hatena.ne.jp/bluefox014/20051202 南京事件を子ども達にどう伝えるか、という難問 http://d.hatena.ne.jp/bluefox014/20051024 「南京事件=ただのプロパガンダ」説のアキレス腱は「日本軍史料」 http://d.hatena.ne.jp/bluefox01
「いつも他人のいうことにイチャモン付けてばかり」なんて思われても癪だし、今週はちょっと芸風を変えて。 最近、ブロゴスフィア界隈なんかで「軍事について知りたい人に勧める 3 冊の本」とかなんとかいう類のネタが流行ってるみたいだけれど、個人的には「3 冊なんて無理 !」という感じなので、具体的な書名は挙げない。 なんでそう思ったかといえば、軍事というか安全保障問題って、それこそもう、ありとあらゆる学問が関わってくるから。「鉄道」だって相当なものだけれど、「軍事」の方がさらに幅が広い。 たとえば、どこかの海戦の記事について書かれたものを読んだとする。当然、勝ち負けが出てくるから、そこから「装備の良し悪し」とか「戦術・戦略」とかいう話につながる。装備の話になると技術的な話を避けて通れないから、とりあえずスペックを調べてみる。 それが戦艦なら装甲板の厚みだけでなく材質だって関わってくるから、鋼材につ
●「自衛のためであるという名義は成り立つでしょう」 確認のため質問してみる。 >そうでしょうか。「自衛」の定義次第だと思います。 そうですか。 中華民国が日本を侵攻する脅威が存在しない1937年時点で、島国の日本が、海で隔絶され、且つ他国との緩衝地帯でもない華中地域の、しかも内陸に300キロ入った都市(南京)や、さらに奥地の都市(武漢)に侵攻しなければならない「自衛的理由」なるものが、自衛の定義次第では存在する、というわけですね。 しかも、当時の軍部ですら「自衛」と位置づけてはいない南京・武漢侵攻に対して。 さて、どのような「自衛」の定義に基づくと、南京(さらには武漢)侵攻を正当化するような「自衛的理由」が付与されるのでしょうか。 ぜひ、その定義と、そこから導かれる自衛的意味を教えてください。 これに対する白河さんの答え。 そんなに難しいことですか?大東亜共栄圏であるにせよ何にせよ、「日本
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